『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』日本公開も2021年に延期

『007』シリーズ最新作『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』の日本公開が、世界での公開延期に伴い、2021年へ延期されることが決定した。
本作は当初2020年4月に劇場公開予定だったが、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて世界的に公開延期となっていた。一度は英国で11月12日(木)、日本で11月20日(金)、米国で11月25日(水)の公開と告知されていたが、情勢を鑑みて、2021年4月2日へ世界公開の再延期が決定。現時点で日本での公開日は「2021年」とされており、具体的な日程は改めて告知される。
MGM&ユニバーサル、プロデューサーのマイケル・G・ウィルソンとバーバラ・ブロッコリは、今回の決定にあたって「ファンの皆様の期待に添うことが出来ず、心苦しい限りですが、『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』を来年お届けできる日を心待ちにしています」との声明を発表した。

『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』は、シリーズ21作目『007/カジノ・ロワイヤル』(2006)からジェームズ・ボンド役を演じてきたダニエル・クレイグにとって最後のボンド映画。脚本・監督は『ビースト・オブ・ノー・ネーション』(2015)、ドラマ「トゥルー・ディテクティブ」のキャリー・ジョージ・フクナガが務め、主題歌にはビリー・アイリッシュがシリーズ史上最年少で起用された。
出演者にはダニエル・クレイグをはじめ、『007 スペクター』(2015)からマドレーヌ・スワン役のレア・セドゥ、エルンスト・スタヴロ・ブロフェルド役のクリストフ・ヴァルツ、『007 慰めの報酬』(2008)からフェリックス・ライター役のジェフリー・ライトが復帰。M役のレイフ・ファインズ、Q役のベン・ウィショー、マネーペニー役のナオミ・ハリスも続投する。新キャストとして、“シリーズ最凶の悪役”サフィン役のラミ・マレック、「00」エージェント・ノミ役のラシャーナ・リンチ、パロマ役のアナ・デ・アルマスらが登場。
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