クリストファー・ノーランの新作企画が発表、「原爆」が題材に ─ キリアン・マーフィー関与か、配給スタジオは未定

『インターステラー』(2014)『TENET テネット』(2020)などで知られるクリストファー・ノーラン監督の新作映画が、「原爆の父」と呼ばれたアメリカの理論物理学者ロバート・オッペンハイマーを主人公とした作品になることがわかった。米Deadlineが報じている。
このたび発表されたタイトル未定の企画は、2020年9月にコロナ禍で公開された『TENET』に続く新作となる。報道によれば、ノーラン監督が手掛けた2018年の戦争映画『ダンケルク』と同様、第2次世界大戦における重要な瞬間を描いた作品になるという。
主人公として挙げられているのが、物理学者ロバート・オッペンハイマー。原子爆弾の開発・製造を目的とする「マンハッタン計画」を主導した人物で、1945年8月に広島・長崎に投下された原子爆弾もこの計画によるものだった。
企画には、『ダークナイト』シリーズや『インセプション』(2009)など、ノーラン作品常連の俳優キリアン・マーフィーが関与しているとも伝えられている。直近でマーフィーは『ダンケルク』に出演した。報道が事実であれば、マーフィーがオッペンハイマー役を演じる可能性も考えられる。
現在は、複数のスタジオが脚本に目を通している段階で、配給権獲得に向けた交渉もノーラン側との間で進んでいるという。ノーラン監督といえば『インソムニア』(2002)から『TENET』までの監督作品を米ワーナー・ブラザースで手がけてきた。しかし2020年12月、ワーナーが2021年公開作品を劇場&配信の同時公開にすることを発表したことを受け、事前に知らされていなかったノーラン監督は同社への不信をあらわにしていたのだ。こうした経緯もあり、ノーラン監督の新作が従来どおりワーナー配給となるのか、新たなスタジオでの配給となるのかには注目が集まっている。
Source: Deadline