『RRR』主演ビーム役、マーベル映画参戦を熱望 ─ 好きなキャラはアイアンマン

大ヒットを記録したインド映画『RRR』(2022)で主演を務めたN・T・ラーマ・ラオ・ジュニア(以下、NTR Jr.)がマーベル作品への出演を熱望している。米Varietyのインタビューにて語っている。
村の娘奪還のための命をかける不屈の男ビームを演じたNTR Jr.は、子役デビューから長きに渡ってインド映画界で活躍するボリウッドスター。マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)作品に「とても出演したいです。いつできるかと待ちわびているところです」と意欲を示している。
好きなマーベル・キャラクターはアイアンマン。理由は「共感できる」からだ。「彼は私たちと同じような人。強大な力を持っているわけでも、違う惑星から来たわけでもない。科学実験によって生み出され、ハルクのようになった人物ではないですよね」と、アイアンマン/トニー・スタークの持つ人間味に惹かれているようだ。
多種多様なキャラクターを擁するMCUに、ずば抜けた身体能力や豊かな表現力を誇るNTR Jr.は非常にマッチしそうだ。『ドクター・ストレンジ』(2016)のスコット・デリクソン監督は『RRR』を家族で鑑賞し、大のお気に入りになったとTwitterに投稿。そのほか、ジェームズ・ガン、ジョー・ルッソらマーベル監督陣も大絶賛を受けているため、今後コラボの可能性も十分にあり得るだろう。
『マガディーラ 勇者転生』(2009)や『バーフバリ』シリーズなど、国際的評価を受けるS・S・ラージャマウリ監督による『RRR』はインド映画史上最高製作費7,200万ドルを賭けた超大作。そのパワフルなアクションやダイナミックな歌唱&ダンスシーン、そしてアツすぎるドラマで日本でも大ヒットを記録し、リピーターが続出。2023年1月20日より丸の内ピカデリーほか全国8館にてドルビーシネマ上映が決定したほか、劇中歌「ナートゥ・ナートゥ」が第80回ゴールデングローブ賞の主題歌賞に輝いた。
Source:Variety