ドラマ「オビ=ワン・ケノービ」撮影エキストラに『スター・ウォーズ』ファンを多く起用 ─ 出演者と現場で交流

ユアン・マクレガー主演、ディズニープラスの新ドラマシリーズ「オビ=ワン・ケノービ(原題)」の撮影エキストラには、『スター・ウォーズ』のファンがたくさん起用されていたという。
そう語るのは、出演者のマヤ・アースキン。米Varietyのポッドキャスト番組で、2021年9月に終了した撮影について振り返ったアースキンは、「現場にいらっしゃったエキストラは素晴らしい方ばかりで、ほとんどが『スター・ウォーズ』の“メガ”ファンでした」と語っている。
『スター・ウォーズ』といえばハリウッド俳優&フィルムメーカーのカメオ出演が有名だが、世界最大級のファンダムを擁するフランチャイズだけに、ファンへの心遣いも忘れていなかったようだ。アースキンは、エキストラがどのように雇用されたかまでは明かしていないが、撮影現場で経験したファンとの良き思い出を披露。『スター・ウォーズ』のタトゥーを入れた男性ファンとのエピソードだ。
「ある男性がすごく素敵でした。袖をまくって、全身に入っている“スター・ウォーズ”のタトゥーを見せてくれたんです。」
ファンにとっては、大好きな作品に出演できるという一生に一度のご褒美をもらった気分だろう。しかし、アースキンによれば、製作側も『スター・ウォーズ』ファンのエキストラたちから助けを得ていたという。「『スター・ウォーズ』ファンには、ドロイドを組み立てる方が多いんです。だから制作会社は、ファンたちから(ドロイドを)借りていたんです」。
もっとも、制作側がファンから借りたドロイドを撮影でどう用いたのかは不明。もし劇中に登場するドロイドたちがファンメイドのものだったら……?少なくとも、組み立てた本人にとっては一大事だ。ちなみに、『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』(2015)では、『スター・ウォーズ』のファンたちが病気の少女のために有志で作った「R2-KT」というドロイドが劇中で使用され、大きな感動を呼んでいた。
ドラマシリーズ「オビ=ワン・ケノービ(原題)」は2022年配信予定。
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Source: Variety