エリザベス・オルセン、今後のスカーレット・ウィッチには「救われてほしい」

『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』(2015)から『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』(2022)まで。今もっとも再登場が求められているスカーレット・ウィッチ/ワンダ・マキシモフに、演じるエリザベス・オルセンが望むこととは?
米Screen Rantでは、『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019)を経て「ワンダヴィジョン」(2021)『マルチバース・オブ・マッドネス』の変化を遂げたスカーレット・ウィッチの現在と今後について、オルセンが自身の考えを語っている。いわく、「今の私たちにはなんでもできる」というのだ。
「今までにいろんなことをやってきたな…と思っていますが(笑)、今こそしっかりと楽しめるはず。彼女にはユーモアの余地がもっとあるという気がするんです。時には物語の情緒的な部分を担うこともありましたが、ここから何を探っていけるかが楽しみですね。願わくば、彼女には救われてほしい。」
この発言の背景にあるのは、言わずもがな、これまでのマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)でワンダがたどってきたつらい道のりだろう。兄のクイックシルバー/ピエトロ・マキシモフを亡くし、『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(2018)では愛するヴィジョンを失い、「ワンダヴィジョン」以降はさらなる苦境を味わってきたのだ。『マルチバース・オブ・マッドネス』での描かれ方を鑑みても、「救われてほしい」とのコメントには切実さがある。
2023年に入ってから、オルセンはワンダの再登場をしばしば示唆してきた。2月下旬、今後のワンダに期待することを尋ねられると「私が言いたいことをそのまま言うと、何かしらをバラすことになってしまう」「何も言えませんが、とにかく戻りたい」と回答。つい先日も、「ワンダヴィジョン」のスピンオフドラマ「アガサ:カヴン・オブ・カオス(原題)」に登場する可能性について、肯定とも否定とも、本気ともジョークともつかない反応でファンをざわつかせたばかりだ。
もっとも一連のコメントからだんだん確実性が高まっているのは、そう遠からずスカーレット・ウィッチ/ワンダ・マキシモフが再び姿を見せるのではないかということ。その時には今までよりユーモラスな、そしてポジティブなワンダを見られることになるかもしれない。
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Source: Screen Rant