「ONE PIECE」実写ルフィ役イニャキ・ゴドイ、尾田栄一郎と念願の対面映像 ─ 「直感的にルフィだと思った」「君以外に想像できない」

Netflix実写ドラマ「ONE PIECE」より、ルフィ役のイニャキ・ゴドイが、原作者兼エグゼクティブ・プロデューサーである尾田栄一郎のアトリエを訪問し、夢の2ショットを実現した特別映像が公開された。
2023年5月に撮影された今回の映像では、「ONE PIECE」のアイテムで埋め尽くされるアトリエに目を輝かせるイニャキ・ゴドイと、彼に駆け寄って抱擁を交わす尾田栄一郎の姿が。尾田から「直感的にルフィだと思った」「君以外に想像できない」と絶賛されたイニャキが涙を浮かべながら歓喜する姿や、イニャキが尾田に直筆のメッセージとイラストを描いた手紙を贈るシーンなど、エモーショナルなやり取りが映し出されている。
イニャキにとって、実写版「ONE PIECE」は俳優人生のターニングポイントと言える作品。原作者の尾田と対面し、「お会いできてうれしいです」と興奮冷めやらぬ様子を見せた。
尾田は「『ONE PIECE』を始めた26年前は、とてもこんな漫画が映像化できる時代ではなかったんです。だけど、技術が上がりなんでも映像化できるようになって、これなら信頼できるスタッフさえ見つかれば映像化できると思いました」と感慨に浸りつつ振り返る。「実写化で一番心配だったのは、ルフィのような人間が見つかるのかということでした。だからオーディションの動画をたくさん見ていて、イニャキ君を見た時に笑ってしまいました。僕の描く漫画みたいな人だったから」と、イニャキの存在が実写化の実現には欠かせなかったと明かした。
それを聞いたイニャキは涙ぐみながら、「(僕も)運命だと思っています。長くルフィを演じるのが僕の願いです」と熱い思いを吐露。尾田に贈られた手紙には、「先生のONE PIECEで世界中の人が幸せになっています。ルフィを演じられるのは夢のようです。全身全霊を捧げたいと思います。ルフィは僕たちの友達で、勇気や夢や家族の大切さを教えてくれます。作品に関われて光栄です。チーム全員が先生のことを尊敬しています。ONE PIECEとルフィをありがとう」と並々ならぬ愛とリスペクトが綴られた。
映像の最後では、作中のシャンクスとルフィを彷彿とさせるように、尾田がルフィのトレードマークである麦わら帽子をイニャキに託し、「僕は、君がルフィみたいに生まれてきてくれたのがありがたい。イニャキ君のルフィがみんなを元気にすると思います」と新たな「ONE PIECE」の船出に大きな期待を寄せた。
Netflixシリーズ「ONE PIECE」 は2023年8月31日(木)世界独占配信。