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実写「ONE PIECE」での恋愛描写、尾田栄一郎から「断固NO」

ONE PIECE
One Piece. (L to R) Mackenyu Arata as Roronoa Zoro, Emily Rudd as Nami, Taz Skylar as Sanji in season 1 of One Piece. Cr. Courtesy of Netflix © 2023

Netflix実写シリーズ「ONE PIECE」では、原作者の尾田栄一郎が監修として参加したが、脚本執筆は別の者によって行われた。現在進行中の大人気漫画とあって、実写化する上で事前のNG項目もあったようだ。

「ONE PIECE」は、かつての海賊王が残した“ひとつなぎの大秘宝”ワンピースを探す旅に出る少年、モンキー・D・ルフィの冒険物語。実写版では、大部分が原作漫画の流れを忠実に踏襲する一方、一部脚色もあった。

脚本を執筆したのは、原作のファンでもあったスティーヴン・マエダとマット・オーウェンズ。米TV Lineで製作当時を振り返ったマエダによると、尾田栄一郎は二人に対して予め複数の“指令”を出していたという。

「尾田栄一郎先生からはいくつか指令があったのですが、その一つがクルー同士の恋愛はナシということでした。あれは、断固としたNOでしたね。

「ONE PIECE」
Netflix シリーズ「ONE PIECE」 8 月 31 日(木)より独占配信中

もとより尾田は、少年漫画である「ONE PIECE」で恋愛を描かないと公言している。女帝ボア・ハンコックがルフィに惚れるというような描写はあるが、恋愛要素がメインになるということはない。

同インタビューでマエダは、互いの素性を言い当てるゲームをするなど、仲を深めていったゾロとナミについても言及。恋愛を期待する視聴者もいたかもしれないが、関係の発展は「間違いなく意図していない」という。「ドラマを見る楽しみの一つは、その番組から何を読み取り、何を見出すのか、です」。

ちなみに尾田は、NGポイントを事前に伝えるだけでなく、原作から内容が変更された箇所についても全てチェックした。中には、製作陣が撮影したシーンを確認した後に撮り直しをお願いするといったやり取りも行われていたという。

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Source: TV Line

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SawadyYOSHINORI SAWADA

THE RIVER編集部。宇宙、アウトドア、ダンスと多趣味ですが、一番はやはり映画。 "Old is New"という言葉の表すような新鮮且つ謙虚な姿勢を心構えに物書きをしています。 宜しくお願い致します。ご連絡はsawada@riverch.jpまで。

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