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クリストファー・ノーラン新作『オッペンハイマー』にジョシュ・ハートネットが出演決定 ─ 『バットマン ビギンズ』で叶わずのタッグ実現

Josh_Hartnett
Photo by Gage Skidmore https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Josh_Hartnett_(14586345830).jpg

キリアン・マーフィー主演、クリストファー・ノーラン監督最新作『オッペンハイマー(原題:Oppenheimer)』に、『パール・ハーバー』(2001)『キャッシュトラック』(2021)などで知られるジョシュ・ハートネットが出演することがわかった。米Deadlineが報じている。

『オッペンハイマー』で中心に描かれるのは、“原爆の父”と呼ばれたアリカの物理学者ロバート・オッペンハイマー。第二次世界大戦における原子爆弾の開発・製造計画「マンハッタン計画」を主導した人物として知られる。劇中ではオッペンハイマーの原爆開発から、のちに核兵器の国際管理の必要性を訴え、水素爆弾への抗議活動を行うに至るまでの変化が綴られるという。

現時点でハートネットが演じる役柄は不明。ハートネットとノーランは初顔合わせとなるが、ノーランがメガホンを取った『バットマン ビギンズ』(2005)では、最終的にクリスチャン・ベイルを主役に抜擢する前、監督はハートネットをバットマン/ブルース・ウェインの候補として関心を持っていたとのこと。またノーランは、ハートネットが主演した『パール・ハーバー』と『ブラックホーク・ダウン』(2001)を高く評価しているというから、念願叶っての初タッグになると言えそうだ。

その他にも錚々たる顔ぶれが揃っている。オッペンハイマーを演じるのは、『インセプション』(2010)『ダンケルク』(2017)など、ノーラン作品常連のキリアン・マーフィー。オッペンハイマーの妻キャサリン・“キティ”・オッペンハイマー役には、『クワイエット・プレイス』シリーズのエミリー・ブラント、アメリカ共産党のメンバーであり、オッペンハイマーが「マンハッタン計画」を主導していた時に断続的な不倫関係にあったとされるジーン・タトロック役に、『ブラック・ウィドウ』(2021)のフローレンス・ピュー、アメリカ原子力委員会の会長だったルイス・ストロース役に、『アイアンマン』シリーズのロバート・ダウニー・Jr.、「マンハッタン計画」を指揮したレズリー・グローヴス役に、『ボーン・アイデンティティー』シリーズのマット・デイモン。演じる役柄の詳細は明かされていないが、『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』(2021)のラミ・マレックも出演する。

ノンフィクション『オッペンハイマー「原爆の父」と呼ばれた男の栄光と悲劇(上・下巻)』(PHP研究所)を下敷きに、ノーラン監督自らが脚本も手掛け、製作メンバーには『TENET テネット』のチームが集結。撮影監督をホイテ・ヴァン・ホイテマ、編集をジェニファー・レイム、音楽をルドウィグ・ゴランソンが務める。

映画『オッペンハイマー(Oppenheimer)』は2023年7月21日に米国公開予定。

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Source:Deadline

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Hollywood

ロサンゼルスに11年在住していた海外エンタメ翻訳家/ライター。海外ドラマと洋画が大好き。趣味は海外旅行に料理と、読書とキャンプ。

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