『パディントン3』2024年11月に英公開決定 ─ パディントン一行が南米ペルーで大冒険

人気児童文学「くまのパディントン」を実写映画化した人気シリーズ『パディントン』の第3作『パディントン・イン・ペルー(原題)』の海外公開日が明らかになった。米Varietyによると、この第3作はまず2024年11月8日に英国で公開され、その約2ヶ月後となる2025年1月17日より米国にてリリースとなる。
『パディントン』シリーズは、ペルーから大都会ロンドンへやって来たパディントンが不慣れな都会生活に悪戦苦闘しながらも、心優しいブラウン一家らと共に繰り広げる大冒険を描き、『パディントン』(2014)と続編『パディントン2』(2017)が製作された。
前作から6年越しでカムバックする第3弾は、そのタイトルが示すようにパディントンの生まれ故郷である南米ペルーが舞台に。パディントンは、隠居生活を送るクマたちの施設で暮らすルーシーおばさんを訪ねにペルーへ戻るが、ブラウン一家を引き連れたパディントンは謎に誘(いざな)われ、アマゾンの熱帯雨林を抜けてペルーの山頂を目指す思いがけない旅に踏み出すことになる。
『パディントン』の公式Instagramでは、新プロモ動画が投稿されている。パディントンが画面に付着したマーマレードらしきものを手で拭った後にペロペロと舐めながらフレームアウトすると、霧に包まれた神秘的なペルーの山々が登場。その動画には、「冒険と新しい友だちでいっぱいだった忙しい夏が終わり、ついに『パディントン』の最新長編映画が、2024年11月8日よりビッグスクリーンで公開されることを発表できます」とコメントが添えられている。
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ベン・ウィショーがパディントン役、イメルダ・ウィンストンがルーシーおばさん役の声を再び担当し、実写キャラクターとなるブラウンさん役のヒュー・ボウネル、バードさん役のジュリー・ウォルターズ、グルーバーさん役のジム・ブロードベント、ジュディ・ブラウン役のマデリーン・ハリス、ジョナサン・ブラウン役のサミュエル・ジョスリンが続投。
新キャストとして、第1・2作でブラウン夫人役を演じたサリー・ホーキンスの降板を受け、『メリー・ポピンズ リターンズ』(2018)などのエミリー・モーティマーが代役として参加。リバーボートの船長ハンター・カボット役で『長ぐつをはいたネコ』シリーズのプス役の声で知られるアントニオ・バンデラス、隠居生活を送るクマたちのために施設を運営する修道女役で『女王陛下のお気に入り』(2018)のオリヴィア・コールマン、カボットの娘ジーナ役で『ウエスト・サイド・ストーリー』(2021)に主演したレイチェル・ゼグラーが出演する。
前2作の監督・脚本を務めたポール・キング監督は、本作に原案・製作総指揮として復帰。新監督としてMV・CM出身のドゥーガル・ウィルソンが起用され、共同原案は前2作を執筆したサイモン・ファーナビーと『マダガスカル』(2005)のマーク・バートン。脚本はバートンと「ウェイステッド」(2016)のジョン・フォスター&ジェームズ・ラモントが執筆した。
『パディントン・イン・ペルー(原題)』は2024年11月8日に英国、2025年1月17日に米国で公開開始。
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Source:Variety , @paddingtonbear