『パディントン3』正式に始動 ─ 企画降板の前2作監督ポール・キングも参加

人気児童文学「くまのパディントン」の実写映画版『パディントン』シリーズの第3作(タイトル未定)が、正式に始動したことがわかった。米Varietyなどが報じている。
『パディントン』シリーズは、マイケル・ボンド著「くまのパディントン」を原作に、ちょっとドジだけど家族思いで心優しい、マーマレードが大好きなクマのパディントンを描く物語。サリー・ホーキンスやニコール・キッドマン、ヒュー・グラント、ベン・ウィショーら豪華キャストを迎えて『パディントン』(2014)と続編『パディントン2』(2017)が製作され、大ヒットを記録している。
『パディントン3』は、2018年11月より脚本作業が進行中との報道があり、前2作で監督を務めたポール・キングも企画に参加していた。ところが、2020年6月にキングの離脱が判明。これに続く形で前作脚本のサイモン・ファーナビーも企画から離れていたことが分かっていた。
新たな脚本・監督にて作られる第3作は、シリーズの製作を務める仏スタジオカナルのもとで鋭意進行中とのこと。前2作のプロデューサー、デヴィッド・ハイマン率いる制作会社Heyday Filmsが続投し、更には企画から離脱していたポール・キングも再び参加するという。これまでの流れを汲んだ製作に期待したい。
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Source: Variety