クリス・エヴァンス&エミリー・ブラント最新作『ペイン・ハスラーズ』米予告編 ─ 窮地のシングルマザー、チャンス掴むも落とし穴

『キャプテン・アメリカ』『アベンジャーズ』シリーズのクリス・エヴァンスと『クワイエット・プレイス』シリーズのエミリー・ブラントが豪華共演を果たすNetflix映画『ペイン・ハスラーズ』の米予告編が公開となった。『ハリー・ポッター』『ファンタスティック・ビースト』シリーズのデヴィッド・イェーツが監督を務める。
本作の主人公は、娘が病気にもかかわらず、職を失って窮地に立たされた労働者階級のシングルマザー、ライザ・ドレイク(エミリー・ブラント)。 医薬品営業担当者のピート・ブレナー(クリス・エヴァンス)と偶然出会ったことで、製薬会社に就職した彼女の生活は経済的に上向きになるが、不正に利益を得る企業の計画に巻き込まれていく。ますます精神的に不安定になっていく上司、悪化する娘の病状、そして会社が引き起こしている惨状への認識に対処しながら、ライザは自分の選択について考えざるを得なくなる……。

予告編では、自分が勤務する製薬会社のために疑わしい行為に手を染めるライザの姿が映し出されている。不正な仕事で成功を手にし、パーティー三昧なゴージャスライフを送っているようだ。しかし、そんな生活は長くは続かないのは明らかで、ライザたちが窮地に陥る展開が仄めかされている。
映像の途中には、「『ペイン・ハスラー』はエネルギーの増加や気分の高揚、エクスタシー、パラノイア、攻撃性、そして貪欲さを引き起こす可能性がある」との警告テロップも表示。本作は、『アメリカン・ハッスル』(2013)や『ウルフ・オブ・ウォールストリート』(2013)と似たテイストになるとも伝えられており、刺激が強い描写には注意が必要かもしれない?
ライザ役のブラント、ピート役のエヴァンスに加え、ライザの上司役で『オーシャンズ11』シリーズのアンディ・ガルシア、ライザの娘役で『ガンパウダー・ミルクシェイク』(2021)などのクロエ・コールマンが出演。ほか、「シッツ・クリーク」(2015‐2020)のキャサリン・オハラ、「ホークアイ」(2021)のライアン・ダーシー・ジェームズ、『ホース・ガール』(2020)のジェイ・デュプラス、『ブレス しあわせの呼吸』(2017)のアミット・シャーらもキャストに名を連ねる。
メガホンを取るのは、『ハリー・ポッター』『ファンタスティック・ビースト』シリーズで監督を務めたデヴィッド・イェーツ。脚本は、長編映画デビューとなるウェルズ・タワーとエヴァン・ヒューズが共同で手がける。
Netflix映画『ペイン・ハスラーズ』は2023年10月27日独占配信開始。
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