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もしライミ版『スパイダーマン』の世界も『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』の影響を受けていたら ─ J.K.シモンズがJ.J.編集長を再演

もしもサム・ライミ版『スパイダーマン』三部作が、『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(2018)で起こった出来事の影響を受けていたら?

ライミ版『スパイダーマン』シリーズで、新聞社デイリー・ビューグルの編集長J・ジョナ・ジェイムソンを演じたJ.K.シモンズが、そんな状況を再現してみたミニコントが話題だ。

この記事には、『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』のネタバレが含まれています。

パーカーを連れてこい!

『スパイダーマン2』ピーター・パーカー(トビー・マグワイア)
© Sony Pictures 写真:ゼータイメージ

『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』では、サノスの”指パッチン”により全宇宙の生命体の半分が灰になって滅びた。スパイダーマンもその対象に選ばれてしまい、トム・ホランド演じるピーター・パーカーも虚しく灰となって消えてしまう。

では、もしもライミ版『スパイダーマン』の世界にもサノスの”指パッチン”の影響が及んでいたら?Podcast番組「Lights,Camera,Pod」に登場したJ.K.シモンズが、バーチャルVtuberよろしくアニメ姿のJ.J.ジェイムイソン編集長に扮して再現している。

場所はデイリー・ビューグル編集部。サノスの指パッチンにより同社の社員もほとんど消滅してしまったが、悪運の強いジェイムソン編集長は無事サバイブ、今日も編集会議に出席していた。

「こんな状況から前に進むためにかけてやる言葉があるとは思えん。言葉にもできん悲劇だ」と、一応は世間の悲劇に弔いの言葉を贈る編集長だが、次の瞬間には映画でお馴染みのかんしゃく声でまくし立てる。

「だから新聞を売るのだ!最初の見出し!『ほこりまみれのニューヨーク・シティ』、異議のある者は?誰もおらんな?ようし、誰かパーカーを連れてこい!灰になったスパイダーマンの写真を撮らせろ!『死ぬほど間抜けなスパイダーマン、くたばる』ってな!

相変わらずスパイダーマンに対する敵意は健在の編集長に、スタッフがこっそりと「すみません、ピーター・パーカーも指パッチンで死にました…」と伝える。

「死んだ、だと?パーカー!貴様は今頃あの世から我々を見下ろしているのか知らんが、クビだ!

「You’re fired!(クビだ!)」と怒鳴る声は、まさに当時そのまま。『セッション』(2014)では怒れるジャズ狂を演じてアカデミー賞助演男優賞に輝いたシモンズだが、かんしゃくを演じさせて彼の右に出るものはいないだろう。

果たして、消えてしまったスパイダーマンは『アベンジャーズ/エンドゲーム』でどうなってしまうのだろう?その後に公開を控える『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』では、まるで何事もなかったかのように世界が継続しているが、2作間のつながりは一体…?

とにかく、スパンデックス姿の蜘蛛男の真相を追うのだ!パーカー!写真を撮って来い!

『アベンジャーズ/エンドゲーム』は2019年2019年4月26日(金)、『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』は2019年夏公開。

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Source:@LightCameraPod

Writer

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中谷 直登Naoto Nakatani

THE RIVER創設者。代表。運営から記事執筆・取材まで。数多くのハリウッドスターにインタビューを行なっています。お問い合わせは nakatani@riverch.jp まで。

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