『ドクター・ストレンジ/MoM』アメリカ・チャベス役、あの大物俳優からもらった大切なアドバイスとは ─「新人を歓迎してあげるように」

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』(2022)では、マルチバースを行き来する特殊能力を持つ少女、アメリカ・チャベスが初登場を果たした。物語の重要な役を担ったのは、Netflixシリーズ「ベビー・シッターズ・クラブ」(2020-)などで知られる新進気鋭の俳優、ソーチー・ゴメス。どうやら、本作に出演した大物俳優から、大切なアドバイスをもらっていたようだ。
この記事には、『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』(2022)のネタバレが含まれています。

『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』はソーチー・ゴメスにとってスクリーンデビュー作というわけではないが、マーベル作品への出演および大役を務めることは今回が初めてのこと。新人俳優のゴメスは、主演のベネディクト・カンバーバッチをはじめ、エリザベス・オルセン、ベネディクト・ウォン、そしてプロフェッサーXとしてカムバックしたパトリック・スチュワートといったベテラン俳優たちと共演することになったのだ。
さまざまな不安を抱えながら撮影現場に向かったと思われるゴメスだが、そこには温かく迎え入れてくれたキャストたちがいた。米Colliderのインタビューにてゴメスは、「ベネディクト・ウォンが私を歓迎してくれたんです」と説明している。「私の待機車のドアをノックして、“僕がついているから、もしも誰かと話したり、ストレスや孤独を感じたら、僕の待機車にでも来て、一緒にお茶でも飲みましょう”と話しかけてくれたんですよ」。
このウォンによる優しい一言により、ゴメスも気が楽になったに違いない。「必ず恩返しをするように、そして新人を歓迎してあげなさい」と、続けて彼女に大切な言葉を贈ったのはスチュワートだ。「パトリック・スチュワートからすばらしいアドバイスをもらいました。それはこの作品に入ったばかりの頃、私自身が必要としていたことでもあり、これからも肝に銘じていくつもりです」と語っている。
ウォンが実際に取った行動、そしてスチュワートからのアドバイスは、ゴメスを優しく包み込み、俳優として大きな影響を与えた。「誰に対しても親切に接し、人を尊重することは大切なことなんだ、ということを実感させられたんです。だから私も新人には必ず手を差し伸べて、“コーヒーを飲みませんか?”と言ってあげられるようになりたいと思っています」。
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Source: Collider