ピースメイカー、フラッグ大佐との一件で号泣 ─『ザ・スーサイド・スクワッド』スピンオフドラマ「ピースメイカー」特別映像が米公開

『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズのジェームズ・ガンがDCコミックスの悪党集団を新たに映画化した、『ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結』(2021)。そのスピンオフドラマ「ピースメイカー(原題)」より特別映像が米国公開された。ピースメイカーが号泣する場面が映し出されているが、その理由とは一体?
この記事には、『ザ・スーサイド・スクワッド』のネタバレが含まれています。
ピースメーカーは、『ザ・スーサイド・スクワッド』で初めて実写映画に登場した。平和を愛し、いかなる犠牲を払おうとも、たとえ何人殺そうとも、平和を求める人物として描かれていた。そのピースメイカーをメインキャラクターとしたスピンオフドラマは、『ザ・スーサイド・スクワッド』以前と、その後に迫る物語が展開されるとのことだ。
このたび公開された特別映像は、『ザ・スーサイド・スクワッド』後の出来事が捉えられており、ピースメイカーが“リック・フラッグ大佐を殺した”ことで泣き喚いている。『ザ・スーサイド・スクワッド』では、米国政府による秘密の研究所への関与が記録されたディスクをめぐって、ピースメイカーとフラッグ大佐が死闘を繰り広げた末、ピースメイカーが大佐を刺し殺してしまうのである。チームとして協力していたふたりだったが、正義への価値観の違いから衝突し、最終的に悲劇の結末を迎えたわけだ。
特別映像では、ピースメイカーがレコードをかけてベッドに横たわるも、すぐさま表情が急変し泣き崩れてしまう。顔をくしゃくしゃにしながら、ピースメイカーは想いを打ち明けていく。「みんな、お前のことが嫌いなんだ」「クソヤロウだから」「リック・フラッグを殺した」「フラッグは正しかった」「ピースメイカーとか笑わせるな」。どうやらフラッグ大佐を殺してしまったことを激しく後悔しているようだ。
ドラマ「ピースメイカー」は、2022年1月13日よりHBO Maxにて米国配信予定。ジェームズ・ガン監督によると、U-NEXTにてまもなく配信開始予定とのことだ。