バットマン執事、アルフレッドの若き日描く「ペニーワース」主演&トーマス・ウェイン役ほか出演者が決定

DCコミックス「バットマン」シリーズを原案とする新ドラマ「ペニーワース(邦題未定、原題:Pennyworth)」の出演者2名が決定した。本作はタイトルの通り、ブルース・ウェイン/バットマンの名執事アルフレッド・ペニーワースを主人公に、その若き日を描く“前日譚ドラマ”。このたび判明したのは、アルフレッド役を演じる主演俳優と、ブルースの父親トーマス・ウェインを演じる俳優を含む4名だ。
米The Hollywood Reporterによれば、主人公アルフレッド・ペニーワースを演じるのは、映画『イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密』(2014)などのジャック・バノン。同姓同名のスター俳優が存在したが、もちろん別人の新鋭俳優である。
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本作の舞台となるのは1960年代のロンドン。20代のアルフレッドは、ハンサムで陽気、チャーミングかつ賢い青年として登場するという。実直で無邪気、快活だったアルフレッドは、なぜ英国特殊空挺部隊(SAS)に加わり、冷酷な殺し屋となったのか。なぜ極秘企業を設立し、いかにしてトーマス・ウェインと出会ったのか。全10話を通じて、若きアルフレッドの成長と変化が描かれることになるようだ。
また米Deadlineによれば、トーマス・ウェイン役を演じるのはドラマ「フリーバッグ」(2016-)や映画『トースト ~幸せになるためのレシピ~』(2010)のベン・アルドリッジ。本作のトーマスは、もちろんブルースの父親となる以前とあって、東海岸出身の若く爽やかな億万長者として登場するとのこと。自信家で自らを厳しく律するトーマスは、思わぬことからアルフレッドのビジネスパートナーとなる……。
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— Ben Aldridge (@benaldridge07) 2018年10月15日
なお、同じくDeadlineによると、本作にはアルフレッドの軍人時代からの親友役で、主にテレビドラマや短編映画で活躍するライアン・フレッチャー、ヘインズリー・ロイド・ベネットが出演する。ライアンが演じるのは、軍隊を離れて以降、死に向かって酒を飲み続ける男デイヴ・ボーイ役。ヘインズリーは輸送の技術に長けたプレイボーイのバッツァ役を演じる。
「ペニーワース」の脚本・製作総指揮を務めるのは、同じく「バットマン」シリーズの前日譚ドラマである「GOTHAM/ゴッサム」(2014-)でショーランナーを担当したブルーノ・ヘラー。同作でメガホンを取ったダニー・キャノンも監督・製作総指揮として参加する。ただしご留意いただきたいのは、「ペニーワース」は「GOTHAM/ゴッサム」のスピンオフではなく、世界観を共有する作品でもないということだ。あくまで完全に独立したシリーズなのである。
ドラマ「ペニーワース(邦題未定、原題:Pennyworth)」は2018年10月22日にイギリスにて撮影開始。放送時期は未定だ。