「パーシー・ジャクソン」ドラマ版、ゼウス役&ポセイドン役が決定 ─ 『ジョン・ウィック』ランス・レディック&『ダイ・アナザー・デイ』トビー・スティーブンス

『パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々』の実写化ドラマ「Percy Jackson and the Olympians(原題)」に、『ジョン・ウィック』シリーズのランス・レディックがゼウス役、『007 ダイ・アナザー・デイ』(2002)トビー・スティーブンスがポセイドン役でゲスト出演することがわかった。米Varietyが報じている。
ベストセラー同名小説を新たに映像化する本作は、12歳のデミゴッド(神と人間との間に生まれた子)パーシーが、新たに得た神の力を受け入れようとする姿を描く。天空の神ゼウスから稲妻を盗んだと非難されたパーシーは、友人のグローバーとアナベスの助けを借りて稲妻を探し出し、オリンポスの秩序を取り戻すための冒険に乗り出す。
主役のパーシー役を演じるのは、『アダム&アダム』(2022)で注目を集めた新進気鋭の俳優、ウォーカー・スコーベル。グローバー役を『目指せ! スーパースター』(2020)のアーヤン・シムハイドリ、アナベス役を『ビースト』(2022)のリア・ジェフリーズが務める。
海の神であり、パーシーの父親でもあるポセイドンについて、公式のキャラクター説明にはこう記されている。「パーシーの人生には一見存在しないように思えるが、頑固さ、衝動性、忠誠心など、ポセイドンの資質の多くがパーシーの中に宿っている。ポセイドンはパーシーの人生から遠ざかっているが、息子(とパーシーの母、サリー)に対する彼の深い思いは明らかだ」。
一方のゼウスは、「天空の万能の神であり、オリンポス山を率いるゼウスは、気性が荒く、疑り深い。盗んだ稲妻を返さなければ戦争を仕掛けると宣言している」と説明されている。
ゼウス役を演じるレディックは、映画『ジョン・ウィック』シリーズやHBOドラマ「THE WIRE/ザ・ワイヤー」(2002-2008)でお馴染みのベテラン俳優だ。ほかにも、Netflixドラマ「バイオハザード」(2022)、Amazonドラマ「BOSCH/ボッシュ」(2014-2021)、『あの夜、マイアミで』(2020)、『ゴジラvsコング』(2021)など数々のドラマ・映画で活躍している。次回作として『ジョン・ウィック: チャプター4』、同シリーズのスピンオフ映画『バレリーナ(原題)』が待機中だ。
ポセイドン役を演じるスティーブンスは、『007 ダイ・アナザー・デイ』(2002)やNetflixドラマ「ロスト・イン・スペース」(2018-2021)で最も知られている。そのほか、「アレックス・ライダー」シーズン2、「Black Sails/ブラック・セイルズ」(2014-2017)、 『13時間 ベンガジの秘密の兵士』(2016)、 『ハンターキラー 潜航せよ』(2018)など様々な作品に出演している。
ディズニープラスドラマ「Percy Jackson and the Olympians(原題)」の配信時期は不明。Disney+では、「近日配信」「2024年」と記されている。
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Source:Variety