『ブックスマート』監督の新作映画、『ジョジョ・ラビット』トーマシン・マッケンジーが主演に決定

『ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー』(2019)のオリヴィア・ワイルド監督による伝記映画『パーフェクト(原題:Perfect)』の主演女優として、『ジョジョ・ラビット』(2019)のトーマシン・マッケンジーが起用されたことがわかった。米Deadlineが報じている。
本作は“アメリカの英雄”として称えられた女子体操選手、ケリー・ストラグの主人公とする伝記映画。ケリーは1996年のアトランタ五輪において、足首を負傷しながらもパフォーマンスを披露し、アメリカ女子体操チームを史上初の金メダルへ導いた。映画ではケリーの度胸と決意が、明確に、深みをもって描かれるという。
『リチャード・ジュエル』(2019)『her/世界でひとつの彼女』(2013)などに出演してきた女優のオリヴィア・ワイルドは、『ブックスマート』で監督デビューを果たすや数々の映画賞を受賞。フローレンス・ピュー&クリス・パイン&ハリー・スタイルズ出演の次回作『Don’t Worry Darling(原題)』のポストプロダクション(撮影後作業)と並行して本作のキャスティングを進め、オーディションを経てマッケンジーを主演に選んだ。『ブックスマート』で女優の魅力を最大限に引き出したワイルド監督とマッケンジーの化学反応に期待しよう。
報道によると、本作の撮影は2022年初頭に開始予定。脚本は『ボルグ/マッケンロー 氷の男と炎の男』(2017)のロンニ・サンダールが執筆し、サーチライト・ピクチャーズが世界配給を担当する。
このたび主演に起用されたトーマシン・マッケンジーは、『ジョジョ・ラビット』のほか、『足跡はかき消して』(2018)『キング』(2019)『ロストガールズ』(2020)に出演。2021年6月には『トゥルー・ヒストリー・オブ・ザ・ケリー・ギャング』の日本公開を控える。今後はエドガー・ライト監督のホラー映画『ラスト・ナイト・イン・ソーホー(原題:Last Night in Soho)』、M・ナイト・シャマラン監督最新作『オールド(原題:Old)』が待機中だ。
Source: Deadline