LINKIN PARKマイク・シノダの「Remember the Name」、まさかの『ピーターラビット』に起用 ─ 本人がリリックをリライト、特別映像が公開

Linkin Parkのマイク・シノダによるソロ・プロジェクト、Fort Minorが2005年にリリースした、同プロジェクトの名刺代わりの一曲「Remember the Name」が、まさかの映画『ピーターラビット』特別映像に起用された。マイク・シノダ本人が歌詞をリライトし、Fort Minorがパフォーマンスを行っている。
オリジナル版の「Remember the Name」フック部分のリリックといえば、”これは10%の運 / 20%のスキル / 15%は意志の力 / 5%の喜び / 50%の苦悩 / それが その名を覚える100%の理由”というもの。この度の『ピーターラビット』特別映像では、マイク・シノダが以下のようにユーモアたっぷりのアレンジを加えた。
“これは10%の勇気 / 20%のスピード / 15%はもふもふの力 / 5%の筋肉 / 50%の知恵 /それが その名を覚える100%の理由”
この度の楽曲起用は、監督のウィル・グラックの愛娘が通う学校で、マイク・シノダと「親友達」となったことがきっかけ。一度ウィルがリライトした歌詞をマイクに提案したところ、マイクが改めてリライトしてくれたという。監督はColliderのインタビューに対し、「音楽でクレイジーなことをやるのが大好き。映画には予想外の音楽がたくさんあるんです。替え歌も最高ですよ」と語っている。
Fort Minorといえば、この「Remember the Name」が収録されたデビューアルバム「The Rising Tied」(2005)以来、アルバムをリリースしていない。2015年にシングル「Welcome」を発表した後、チェスター・ベニントンの死を受けてマイク・シノダ名義でアルバム「Post Traumatic」を製作、2018年6月15日のリリースが待たれている。
映画『ピーターラビット』では、緑豊かな湖水地方で大好きなビア(ローズ・バーン)と動物たちとともに平和に暮らしていたピーターの生活が、ある日大都会ロンドンから隣に越してきたマグレガー(ドーナル・グリーソン)の出現により一変。マグレガーは極度の動物嫌いで潔癖症、ウサギたちを害獣呼ばわりし、自分の庭からピーターたちを追い払おうとしていたのだ。このままではウサギ人生に関わると決意したピーターは、三つ子の妹フロプシー(声:マーゴット・ロビー)、モプシー(声:エリザベス・デビッキ)、カトンテール(声:デイジー・リドリー)、いとこのベンジャミンとともに作戦会議を実施。自ら“実行犯”となり、マグレガーへの攻撃を宣言する……。
映画『ピーターラビット』は2018年5月18日(金)より全国ロードショー。