『ハリー・ポッター』ダドリー役ハリー・メリング、 1950年代NY舞台のロマンス映画に出演 ─ デミ・ムーア共演、『ジョン・ウィック』製作者が参加

『ハリー・ポッター』シリーズのダドリー役などで知られるハリー・メリングに新たな出演情報だ。1950年代のニューヨークを舞台にしたロマンス映画『プリーズ・ベイビー・プリーズ(原題:Please Baby Please)』に出演することがわかった。米Deadlineが報じている。
ニューヨークはマンハッタン。寂れた路上で殺人現場を目撃してしまった新婚夫婦のスーズとアーサーが物語の主人公だ。目撃を機に2人は、ギャングに危険な執着をしていくようになるのだそう。夫婦の中に眠っていた性アイデンティティへの葛藤も絡んでいくことになるというが…。
メリングのほか、『ゴースト/ニューヨークの幻』(1990)などで知られるデミ・ムーアと『グレイハウンド』(2020)カール・グルスマンの出演も決定。元より出演が決まっていた『オブリオン』(2013)アンドレア・ライズボローに加わる形となる。いずれのキャストも演じる役柄は明かされていない。なお、以前参加していた「ストレンジャー・シングス 未知の世界」(2016-)マヤ・ホークと『ゲティ家の身代金』(2017)チャーリー・プラマーは降板したと見られる。
監督を務めるのは、マヤ・ホーク主演のスリラー映画『Ladyworld(原題)』(2018)を手掛けたアマンダ・クラマー。同作でタッグを組んだノエル・デイビット・テイラーと共に脚本を兼任する。製作には、『ジョン・ウィック』(2014)のマイク・ウィザリルや、『呪われし家に咲く一輪の花』(2016)のロブ・パリス、『ラストツアー』(2019)のギュル・カラキスが就任している。現在は、モンタナ州で撮影が行われているという。
『ハリー・ポッター』シリーズで一躍名を馳せたメリングは、『ロスト・シティZ 失われた黄金都市』(2016)『バスターのバラード』(2018)などに出演。近年は『オールド・ガード』(2020)や『悪魔はいつもそこに』(2020)、Netflixドラマ「クイーンズ・ギャンビット」(2020)などで個性的なキャラクターを演じている。