『パイレーツ・オブ・カリビアン』新作は奇妙すぎる?脚本家が示唆 ─ ディズニーに「買われないと思ったら企画が通った」

米ディズニーが手がける『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズの新作企画の内容が、脚本を担当しているクレイグ・メイジンによって示唆されている。
『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズは、2003年の『呪われた海賊たち』のヒットを皮切りに、2017年の『最後の海賊』まで全5作が製作された。2023年1月、シリーズのプロデューサーであるジェリー・ブラッカイマーは「今は二つの企画を進めている」と明かしており、1つはマーゴット・ロビー主演の女性版リブート、もう一つは若手キャスト主演の企画であることが判明していた。
若手キャスト版の脚本に起用されているクレイグ・メイジンは、米Los Angeles Timesとの取材で企画について言及。製作・配給のディズニーとのやり取りを振り返っている。
「私たちはプレゼンしたんですけど、(ディズニー側は)買ってくれないだろうと思っていました。だって、内容が奇妙すぎるから。そうしたら、まさか企画が通ったんですよ!」
若手キャスト版企画の脚本にはメイジンの他に、シリーズ第1作から第4作まで参加したテッド・エリオットも就任していると伝えられていた。メイジンはエリオットの関与を認めた上で、企画の進捗を共有。「エリオットが素晴らしい脚本を執筆した矢先に(脚本家たちの)ストライキが起こったので、誰もが待っている状況」なのだという。
それにしても気になるのは、その「奇妙すぎる」内容だ。過去作シリーズに長く関与してきたエリオットが復帰する企画ということもあり、ジョニー・デップが演じたジャック・スパロウとの繋がりも描かれるのだろうか。
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Source:Los Angeles Times
Text:Yuka Shingai,SAWADY