『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』ポーグの生態型が更に明らかに ─ オスはメスよりも少し大きい

『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』より新たに登場する新種族ポーグが、早くも世界中のファンを魅了している。
ポーグとは、『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』でルーク・スカイウォーカーが隠居していたアク=トゥーに生息する小さな海鳥。ふわふわとした毛並みにまん丸の大きな目、三角形の小さな口、そしてぷっくりしたお腹と小さな翼で、さながら「スペース・ペンギン」のような姿をしている。
既にファンの熱視線を集めるポーグだが、もともとは『最後のジェダイ』特別映像でパペットの製作過程や撮影現場の姿がチラリと写っていただけのところ、「あの可愛い生き物は何だ」と話題に火がついた。『最後のジェダイ』関連グッズが一挙解禁されるイベント『フォース・フライデーⅡ』(2017年9月1日)では、ポーグのミニフィギュアやぬいぐるみが早くも人気を集めた。
『最後のジェダイ』でポーグがどのように登場するのかといった情報は、秘密主義の『スター・ウォーズ』において極めて少ない。しかし、ルーカスフィルムとディズニーはこのマスコットの早期人気をよく理解しており、『スター・ウォーズ』公式SNSアカウント用のショートアニメシリーズ『STAR WARS BLIPS』ではポーグとチューバッカ、BB-8がじゃれあうアニメを公開した。ハイパースペースに突入する風景に「覚醒」するポーグの姿は必見だ。
同シリーズの「カワイイ」枠の新スターとなったBB-8の立場すらも脅かしつつある、恐ろしい子ポーグ。『最後のジェダイ』ライアン・ジョンソン監督は、「憂鬱な夜を過ごしているので、ポーグのことを知りたい」とTwitter上で尋ねてきたファンに対し、このような情報を新たに明かしてくれた。
They are sea birds. Their coloring varies. Males are slightly larger than females. They can fly short distances. They’re inquisitive.
? Rian Johnson (@rianjohnson) 2017年9月13日
このツイートの内容によれば、ポーグにはこんな特徴があるようだ。
- 海鳥。
- 色には個体差がある。
- オスはメスよりもわずかに大きい。
- 短距離を飛ぶことができる。
- (悪い意味で)好奇心旺盛。
『最後のジェダイ』から先行公開された場面写真では、好奇心が強すぎたのか、チューバッカと共にちゃっかりミレニアム・ファルコンのコクピットにおすまし顔で鎮座するポーグの姿も確認出来ている。きっと、これまで人間といえばおよそルークくらいしか見たことがなかったであろうポーグ。レイやチューバッカといったお客さんはもちろん、初めて見るミレニアム・ファルコンの大きくてけたたましい機体に、好奇心を押さえきれないであろう。相棒を失ったばかりのチューイにとっても、ポーグが癒やしの存在になってくれるのであれば幸いだが、どこにでも顔を出して、ちょっとウザがられたりして…。
ちなみに、赤ちゃんポーグのことは「ポーグレット」と呼ぶそうだ。今年のクリスマスプレゼントは、もう決まったね。