ナタリー・ポートマン、双子のコラムニスト姉妹に一人二役で挑戦 ― 監督も兼任、長編映画第2作

『スター・ウォーズ』『マイティ・ソー』シリーズ、『ブラック・スワン』(2010)や『アナイアレイション -全滅領域-』(2018)など数々の映画で活躍する女優ナタリー・ポートマンが、実話映画で一人二役を務め、さらに監督も兼任する。米The Hollywood Reporterほか複数のメディアが報じた。
このたびナタリーが契約を結んだのは、1950年代から人生相談のコラムニストとして活躍した双子の姉妹、エピー・レデラー&ポーリーン・フィリップスを描く実話映画。エピーはアン・ランダースというペンネームで、1955年から人気コラム「Ask Ann Landers」を執筆。一躍人気コラムニストとなったエピーをよそに、ポーリーンは1956年から「Dear Abby」を開始している。
ともにストレートな人生相談を持ち味とした二人は、双子の姉妹でありながら――あるいはそうであるがゆえに――プロとして激しいライバル関係となり、競い合い、嫉妬しながらも成功を収めていった。
本作のタイトルは不明だが、ナタリーはエピー&ポーリーンを一人二役で演じ、さらに監督も務める。これまでナタリーは、オムニバス映画『ニューヨーク、アイラブユー』(2009)の一編で監督を務め、自身が主演した『A Tale of Love and Darkness』(2015)で長編映画の監督デビューを飾った。本作はナタリーにとって2度目の長編監督作品となる。
脚本を執筆するのは、ドラマ「ラスト・タイクーン」(2017)や「アフェア 情事の行方」シーズン4(2018)に携わったケイティ・ロビンス。プロデューサーは『リトル・ミス・サンシャイン』(2006)や『アバウト・レイ 16歳の決断』(2015)、『ラビング 愛という名前のふたり』(2016)などのピーター・サラフが担当する。撮影時期や劇場公開時期などは不明。