『パイレーツ・オブ・カリビアン』マーゴット・ロビー版が頓挫?「やりたくないんだと思う」とロビー

ディズニー製作による海賊アドベンチャー映画『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズの新作映画に、DC映画のハーレイ・クイン役でお馴染みのマーゴット・ロビーが主演すると2020年6月に第一報が報じられていた。しかし、どうやら企画は先行き不透明になっているらしい。ロビーが米Vanity Fairに最新の状況を語っている。
「私たちにはアイディアがあって、完全に女性が主役というわけではないですが、もっと女性に焦点を当てた、少し異なるタイプの物語を描く企画を何年か前にしばらく開発していました。すごくクールなプロジェクトだと思っていましたが、(スタジオは)やりたくないんだと思います。」
ロビーは本企画のキャンセルを断言まではしてはいないものの、Vanity Fairはこれを受けて地の文で「中止になった(dead)」と明記した。このロビー版新『パイレーツ』は、ジョニー・デップが主演した過去シリーズの続編やスピンオフではなく、新たなストーリーとキャラクターを展開する作品。『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY』(2020)でロビーとタッグを組んだ、クリスティーナ・ホドソンが脚本に就任したと発表されていたが、確かに具体的な続報は届いていなかった。
その他にもディズニーはロビー版とは別に、シリーズ第1~4作のテッド・エリオットと、「チェルノブイリ」(2019)のクレイグ・メイジンが脚本を担当する新作映画第2弾の企画も発表。2020年5月には第2弾の脚本が完成間近だと報じられたが、こちらも進捗は届いていない。ジャック・スパロウ役ジョニー・デップは裁判騒動を終えて活動再開にあたっているが、将来的に『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズにカムバックするかどうかも不明だ。
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Source:Vanity Fair