『トップガン マーヴェリック』グレン・パウエル、『ピーターラビット』監督のR指定ラブコメ主演決定

2022年最大のヒット作『トップガン マーヴェリック』でハングマン役を演じたグレン・パウエルが、次回作としてロマンティック・コメディに出演することが分かった。米Deadlineが報じている。
監督を務めるのはウィル・グラック。『小悪魔はなぜモテる?! 』 (2010)がエマ・ストーンのキャリア初期作品として高く評価されるほか、『ピーターラビット』シリーズを手がけ、捻りの効いたユーモアに定評がある。
パウエルと共にW主演を務めるシドニー・スウィーニーは『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』(2019)でマンソン・ファミリーの一員を演じ、「ハンドメイズ・テイル/侍女の物語」(2017-)「ユーフォリア/EUPHORIA」(2019-)など注目作で活躍を続ける若手実力派だ。
タイトルやストーリーの詳細はまだ明らかになっていないが、R指定作品になるという。「ハイスクール・ミュージカル:ザ・ミュージカル」(2019-)のイラナ・ウォルパートによる脚本をグラックが加筆するもよう。撮影は2023年2月末から開始する見込みだ。
『トップガン マーヴェリック』で、若き訓練生たちとして登場したパウエルは、強い個性と魅力的なキャラクターで世界中から注目と賞賛を集めた。アメリカン・ニューシネマの代表作『明日に向って撃て!』(1969)のリブート版ドラマシリーズに主演するほか、朝鮮戦争を戦った2人のエリート戦闘機パイロットの実話を描く新作映画『ディヴォーション: マイ・ベスト・ウィングマン』(2022)が公開を控えるなど、更なる躍進を続けている。
問題児のように見えて、頼もしく心優しいハングマンを演じたパウエルはロマコメ映画ではどのような演技を見せてくれるのか。新たな一面に期待したい。
Source:Deadline