実写版「パワーパフガールズ」モジョ・ジョジョ・ジュニアが登場 ─ オタクでガールズたちに心奪われる役柄

カートゥーンアニメ「パワーパフガールズ」のドラマ実写化企画に、アニメでおなじみのヴィランであるモジョ・ジョジョの息子が登場することがわかった。同役を演じるのは、「やってないってば!」(2014-2015)などのニコラス・ポダニー。米Deadlineなどが伝えている。
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アニメ「パワーパフガールズ」は1990年代から、カートゥーンネットワークでシリーズ放送されている作品で、2001年には日本でも放送開始。主人公は、ユートニウム博士の実験により誕生した、スーパーパワーを持った少女たち。パワーパフガールとユートニウム博士に捨てられて、世界征服の野望を抱くようになるチンパンジーのヴィランが、モジョ・ジョジョである。
ドラマ版では、パワーパフガールズが少女から大人になり、「犯罪との戦いに明け暮れて子供時代を失った、失意の20代」として描かれる。果たして彼女たちは、世界のために再結集できるのか。そんな本作で登場するモジョ・ジョジョ・ジュニアことジョセフ・ジョジョ・モンデル・ジュニアは、オタクで権力欲が強く危なっかしい存在とのこと。また、パワーパフガールズへの恨みを持つ父親とは異なり、彼女たちに心奪われているという。ヴィランとして登場するわけではないということかもしれない。
パワーパフガールズのキャストには、「エージェント・オブ・シールド」(2013-)クロエ・ベネットがリーダーのブロッサム役、『ディセンダント』シリーズのダヴ・キャメロンがバブルス役、ミュージシャンのヤナ・ペローがバターカップ役として名を連ねている。ユートニウム博士役を務めるのは、『キック・アス/ジャスティス・フォーエバー』(2013)などのドナルド・フェイソンだ。
パイロット版の監督は、「アメリカン・ホラー・ストーリー」(2017-)「リバーデイル」(2017-)などのマギー・カイリー。脚本には『JUNO/ジュノ』(2007)のディアブロ・コーディ、「ヴェロニカ・マーズ」(2019)ヘザー・レニエが名を連ねている。製作総指揮は『グリーン・ランタン』(2011)グレッグ・バーランティ、「THE FLASH/フラッシュ」サラ・シェクターなど。CW局にて米放送予定だ。
Source:Deadline