『パワーパフガールズ』米実写ドラマ化、20代として描く

人気カートゥーンアニメ『パワーパフガールズ』が米実写ドラマされることが分かった。米Varietyなどが報じている。
『パワーパフガールズ』は1990年代から米カートゥーン ネットワークでシリーズ放送されているアニメで、日本でも2001年にテレビ東京にて放送。国内でもグッズ展開やコラボカフェなどが人気だ。
スーパーパワーを持ったブロッサム、バブルス、バターカップの3人の少女が主人公で、チンパンジーの宿敵モジョ・ジョジョらと戦う。その概要は、小堺一機が日本語版を担当したオリジナル版アニメのオープニングナレーションが説明している。
「お砂糖、スパイス。素敵なものをいっぱい。全部まぜると、むっちゃかわいい女の子ができる……はずだった。だけどユートニウム博士は間違って余計なものも入れちゃった!それは……、ケミカルX。
そして生まれた超強力三人娘。スーパーパワーで悪い奴らをやっつける。ブロッサム、バブルス、バターカップ!強くてかわいい正義の味方。みんなのアイドル、パワーパフガールズ!リーダーのブロッサム。キュートなバブルス。そしてタフだぜ、バターカップ!」
実写ドラマ版では、少女だったパワーパフガールズの3人が「犯罪との戦いに明け暮れて子供時代を失った、失意の20代」として描かれるという。果たして彼女たちは、世界のために再結集できるのか、というのがポイントのようだ。
初となる実写ドラマの放送は、DCコミックス原作「THE FLASH/フラッシュ」などのCW局。製作陣には「THE FLASH/フラッシュ」や「ARROW/アロー」などのグレッグ・バーランティはじめ、『JUNO/ジュノ』(2007)や『タリーと私の秘密の時間』(2018)執筆のディアブロ・コーディらが集う。
Source:Variety