クリス・プラット、デイヴ・バウティスタにプロレス対決挑んでいた「僕なら君を倒せる」

俳優クリス・プラットは、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズで共演するデイヴ・バウティスタにプロレス対決を挑んだことがあるという。バウティスタといえば、バティスタというリングネームで活動していたWWEの元プロレスラー。いったいどういう経緯で……?
プラットは、最新作『トゥモロー・ウォー』のプロモーションで、ジェームズ・コーデンが司会を務める米トーク番組に出演。話題がプロレスに及ぶと、プラットは笑いながら、バウティスタに挑戦状を叩きつけた経緯を明かした。
「ある時、彼(バウティスタ)が僕のところに来て、“君が昨日の夜送ってきたメッセージなんだけど”って言ってきたんです。“何のメッセージかな?”って返したら、“覚えてないの?”って言うんですよ。“いったい僕は何を送ったんだ”と思って携帯を見たら、“デイヴ、君とプロレスがしたい”って書いてあったんです。“誰も知る必要はないけど、たぶん僕は君を倒せると思う。大学のルールみたいに、エルボーもヒザもなし。ただ力を感じたいんだ”って。」
プラットは、なぜ無謀な戦いを申し込んだのか。身長2メートル近いバウティスタは、20代でプロレスを始め、世界ヘビー級の元王者だ。屈強な体格のプラットでさえ、勝てるはずはなかろう。
メッセージを送った理由について、プラットは「睡眠補助剤を服用していた時がありました」と話した上で、「僕はメッセージを送っちゃいがちなんですけど、記憶が全くなくて」と告白。これと同じノリで、プラットはバウティスタに戦いを挑み、そのことを忘れていたのだ。
プラットは、携帯に打ち込まれた自分のメッセージを見た時の反応について、「面子丸つぶれでしたよ」と赤面。「僕なんてデイヴに瞬殺されちゃいます」と話した。
バウティスタは、2019年に現役を引退。現役の時からは見た目にも変化が見られ、温かみが加わった印象だが、バティスタとしてリングに上がっていた頃のバウティスタは、鬼の形相を見せていた。ちなみに、米WWEの公式YouTubeには、バウティスタが『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』(2021)などで知られるジョン・シナと戦った2008年当時の試合映像が残っている。フィニッシュムーブである必殺バティスタ・ボムに、シナも満身創痍だ。
Source: The Late Late Show with James Corden