クリス・プラット、『スーパーマリオ』初映像?を公開 ─ 「壮大なものになる」

ハリウッド版アニメ映画『スーパーマリオ』で主人公マリオ役を演じるクリス・プラットが、自主制作のファーストルック?を公開してくれた。想像していたよりも、シリアスだ。
本作は、任天堂が世界に誇る人気キャラクター、スーパーマリオのハリウッドアニメ映画化企画。2022年12月の米公開を目指し、製作が進められているところだ。正式に発表されたのは2021年9月下旬だが、すでに一部の映像も出来上がっているのか、プラットはInstagramで「素晴らしい『スーパーマリオ』の初映像です」と綴り、ファーストルックを公開した。
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あれ、おかしいぞ。この作品はアニメのはずだが、映像に映っているのはマリオに扮したプラットの姿。しかも、映像はプラット・マリオがスターを手にする瞬間のようだが、一緒に映っているのはどこかで見たことのあるキャラクター。マーベル・スタジオの人気シリーズ『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』に登場する悪党、ロナンではないか。
大多数の視聴者は、この映像が『スーパーマリオ』のファーストルックではないことに気づいただろうが、念の為に記しておくと、これはプラットが投稿した合成映像。さらに言えば、映像はプラットが製作したものではなく、Instagramユーザー(@pfinney_)による自主制作ビデオである。プラットは投稿で、「この作品は壮大なものになります」と予告しているが、果たして本当なのだろうか。確かに映像の『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』のシーンは壮大であったが……。
なお、プラットは作品への出演が発表された後に、ひとまず「イッツミー、マーリオ!」と言ってみるコメント映像をInstagramで公開していた。「スーパーマリオ」には子どもの頃から親しんできたというプラット。楽しみで仕方がないのだろう。今後の投稿にも期待だ。
クリスのほか、声優にはチャーリー・デイがルイージ役、アニャ・テイラー=ジョイがピーチ姫役、ジャック・ブラックがクッパ役、セス・ローゲンがドンキーコング役、キーガン=マイケル・キーがキノピオ役、フレッド・アーミセンがクランキーコング、セバスティアン・マニスカルコがブラッキー役、ケビン・マイケル・リチャードソンがカメック役として出演。ゲーム版でマリオの声を担当したチャールズ・マーティネーも役柄不明ながら登場する。
監督は『ティーン・タイタンズ・ゴー!トゥ・ザ・ムービーズ』(2018)のアーロン・ホーバスとマイケル・ジェレニック、脚本は『ミニオンズ フィーバー』(2022)のマシュー・フォーゲル。2022年12月21日に米国公開予定だ。