PS4ゲーム『スパイダーマン』過去15年間で最も売れたヒーローゲームに ─ 米調査

マーベルの人気ヒーロー、スパイダーマンを主人公とするPS4®用ソフトウェア『Marvel’s Spider-Man』が、過去およそ15年間で最も売れたヒーローゲームとなったことがわかった。
米国の市場調査企業The NPD Groupは、このたび2018年のビデオゲーム売上ランキングを発表。『レッド・デッド・リデンプション2』や『コール オブ デューティ ブラックオプス4』などに次いで、『Marvel’s Spider-Man』は第6位にランクインした。

The NPD Groupのアナリストであるマット・ピスカテラ氏は、このランキングの発表に際して補足情報をTwitterに投稿。『Marvel’s Spider-Man』の売上水準が約15年間で群を抜くものであったことを明かしている。
Marvel’s Spider-Man finished as the best performing Superhero game in almost 15 years. What Insomniac and Sony achieved with this game is absolutely incredible. Another game that surpassed all expectations.
— Mat Piscatella (@MatPiscatella) 2019年1月22日
「『Marvel’s Spider-Man』は約15年間で最も優れた成績を収めたスーパーヒーロー・ゲームです。インソムニアックゲームズとソニーは、このゲームで非常に大きな達成を実現しました。あらゆる予想を超えていった新たなゲームです。」

発売以来、数々の売上記録を更新してきた『Marvel’s Spider-Man』は、ゲームとしての完成度の高さはもちろん、コミックや映画版への敬意をにじませた作り込みでコミックファン、映画ファンからも圧倒的な支持を獲得。マーベル・エンターテインメントはゲームの世界観をコミックに逆輸入する「Marvel’s Spider-Man: City at War(原題)」を2019年3月より米国で刊行することも発表している。
なお本作については、追加ストーリーDLC3部作「摩天楼は眠らない」が、2018年12月配信の第3弾「白銀の系譜」をもって完結している。しかしマーベル・ゲームズは、人気ヒーローチーム「ファンタスティック・フォー」の特集週間「Fantastic Four: World’s Greatest Week」にあわせて「『Marvel’s Spider-Man』に“ファンタスティック”な何かがやってきます」とも予告している。まだまだ終わらないPS4版スパイダーマン旋風、今後の展開にも引き続き注目が集まりそうだ。
PS4®用ソフトウェア『Marvel’s Spider-Man』は発売中。
公式サイト:https://www.jp.playstation.com/games/marvels-spider-man/
Sources: Mat Piscatella, ComicBook.com