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Netflix「クイーンズ・ギャンビット」記録的ヒットでチェス界に波及効果

『クイーンズ・ギャンビット』
Netflixオリジナルシリーズ「クイーンズ・ギャンビット」2020年10月23日(金)独占配信開始 | Cr. PHIL BRAY/NETFLIX © 2020

Netflixのオリジナルシリーズ「クイーンズ・ギャンビット」が、2020年10月23日の配信開始以来6,200万世帯に視聴され、現在までにNetflix史上最大のスクリプテッド・リミテッド・シリーズとなったことがわかった。米Netflixが発表した。

「クイーンズ・ギャンビット」は、孤児としての出自を持つ少女ハーモンが、チェスの天才的才能を開花させ、数々の大会で強豪プレイヤーたちを打ち負かしていくドラマ。家族とのトラウマやアルコール・薬物依存、重責と孤独といったハーモンの繊細な内面を、主演アニャ・テイラー=ジョイが好演。深奥かつ小気味よいストーリーを彩る華やかな衣装/美術も魅力だ。全7話構成。

Netflixによれば、「クイーンズ・ギャンビット」の世界的ヒットに伴って様々な波及効果が見られるようだ。ドラマのおかげで、原作小説『『The Queen’s Gambit(原題)』が、発売37年越しにニューヨーク・タイムズのベストセラーリスト入り。ほか、米Googleで“chess” の検索数が倍増、“how to play chess”の検索数はここ9年で最大に。米ネットオークションサイトのeBayではチェスセットの需要が250%に増えた。ゴリアテゲーム社によれば、チェスセットの売上が170%アップしたということだ。オンラインでチェスが遊べるChess.comでは、新規プレイヤーが5倍に増加しているという。

出演者にはアニャ・テイラー=ジョイの他、『ある女流作家の罪と罰』(2018)『幸せへのまわり道』で監督としても活躍するマリエル・ヘラー、『メイズ・ランナー』シリーズのトーマス・ブロディ=サングスター、『ハリー・ポッター』シリーズや『悪魔はいつもそこに』(2020)のハリー・メリング、『ジョーカー』(2019)のビル・キャンプなどが名を連ねている。監督・脚本を務めるのは、『LOGAN/ローガン』(2016)の脚本、Netflixオリジナルシリーズ「ゴッドレス -神の消えた町-」(2017)の監督・脚本・製作を手掛けたスコット・フランクだ。

主演アニャ・テイラー、次は『マッドマックス』新作に

Source:Netflix

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THE RIVER編集部THE RIVER

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