ホークアイ、矢筒にSHIELDロゴの謎 ─ 耳に補聴器らしきものも

マーベル・シネマティック・ユニバース『アベンジャーズ』ホークアイ/クリント・バートン役のジェレミー・レナーが、来たるドラマ「ホークアイ(原題)」に向けてInstagramに投稿した画像が、様々な憶測を呼んでいる。レナーが背中にかけた矢筒に、S.H.I.E.L.D.のロゴが刻まれているのだ。
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クリントはもともとS.H.I.E.L.D.のエージェントであり、『アベンジャーズ』(2012)時のコスチュームにも同ロゴはあしらわれていた。S.H.I.E.L.D.崩壊後はアベンジャーズとして活動している。
クリントが再びS.H.I.E.L.D.ロゴのアイテムを身に着けているのはなぜか?投稿にレナーが「良き日は過ぎた…」と添えていることから、何らかのフラッシュバックシーンの撮影時の一コマという可能性もゼロではない。あるいは、新人ヒーローであるケイト・ビショップに稽古をつけるため、S.H.I.E.L.D.時代のアイテムを引っ張り出してきただけということも考えられるだろう。この革製の矢筒は、ずいぶん使い込まれたように見えるからだ。
一方で、『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019)までの最大の脅威であったサノスを倒した今、マーベル世界に次なる脅威が迫っていることを想像すると、S.H.I.E.L.D.ロゴの再登場は別の意味を帯びてくることになる。Disney+で配信中のドラマ「ワンダヴィジョン」には、新たな諜報機関S.W.O.R.D.も登場。S.H.I.E.L.D.が地球での脅威に対抗する組織であったのに対し、S.W.O.R.D.は宇宙からの脅威に対抗するものだ。
しかし、これまでのホークアイの矢筒は、矢尻格納部分が回転し、矢尻を自在に装着できるといったハイテクガジェットであった。この革製矢筒には、特別なギミックが仕掛けられているように見えないが……?
さらに写真では、クリントの耳にデバイスらしきものが確認できる点にも注目だ。原作コミックでクリントは戦闘によって聴覚を失い、補聴器を使用するようになる。ドラマでもこうしたエピソードを踏襲することになるのかもしれない(とすると、フラッシュバックシーンという線は消えることになりそうだ)。
ドラマ「ホークアイ」は、Dinsey+(ディズニープラス)にて2021年配信予定。