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『ランボー6』実現にプロデューサーは前向き ─「需要があれば飛びつく」

ランボー ラスト・ブラッド
© 2019 RAMBO V PRODUCTIONS, INC.

怒れるベトナム帰還兵が孤独な戦いに身を投じていく人気アクション映画『ランボー』シリーズは、1982年公開のオリジナルから5作目『ランボー ラスト・ブラッド』(2019)まで製作された。主演を務めてきたシルヴェスター・スタローンは、今後のカムバックについて「何と闘うんだ?関節炎?」と否定していたが、『ラスト・ブラッド』で製作を務めたケヴィン・キング・テンプルトンとレス・ウェルドンは異なる意見を持っているようだ。

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テンプルトンとウェルドンは、『ランボー』だけでなく、『エクスペンダブルズ』や『大脱出』などのフランチャイズでもスタローンと組んできたプロデューサーコンビ。米Coming Soonより、「過去の幅広いフィルモグラフィを振り返って、将来的に続編を作りたいと思う作品はありますか?」と質問されると、テンプルトンは「そうですね、『ランボー』かな。別の『ランボー』映画を作りたいですね」と回答。ウェルドンも「同じです。『ランボー』ですね」と同調し、こう続けている。

「私たちは複数のフランチャイズに参加していて、将来に向けて考えています。新しいプロジェクトも同様に。“もしも”の話になりますが、ファンから要求があれば私たちは真っ先に飛びつきます。だからこそ、『エクスペンダブルズ』が再び実現したんです。私とケヴィンは時に、“次の映画があるかどうかは分からない”と言うこともありますが、需要が高まってきて人々に何度も求められて、バイヤーに要求されたのがこのケースです。だから開発に真剣に取り組んだし、(『ランボー』の続編も)私たちならちゃんとやります。人々が望む物を与えるんです。」

2人の発言によると、『ランボー』もファンやバイヤーから続編を求められれば、復活の確率はゼロではないかもしれない。ただし、ランボー役のスタローンが続投に前向きではないこともあり、リブート版でのカムバックも考えられる。

なおスタローンは、『ロッキー』のスピンオフ映画『クリード』シリーズ第2作『クリード 炎の宿敵』(2018)をもってロッキー・バルボア役を卒業。『エクスペンダブルズ』では、最新作の『エクスペンダブルズ ニューブラッド』(2024)で主役の座をリー・クリスマス役のジェイソン・ステイタスに引き継いでいる。

Source:Coming Soon

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Hollywood

ロサンゼルスに11年在住していた海外エンタメ翻訳家/ライター。海外ドラマと洋画が大好き。趣味は海外旅行に料理と、読書とキャンプ。

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