今度は大男のジャック・リーチャー、新ドラマの米予告編で堂々の怪力見せつける

かつてトム・クルーズ主演で映画化されたものの、原作小説のイメージとは合致せずにファンや原作者からはあまり気に入られなかったジャック・リーチャーが再び映像化だ。Amazon Prime Videoの新ドラマ「Reacher(原題)」の予告編が米公開されている。
リー・チャイルド原作、アメリカの大人気小説シリーズ「ジャック・リーチャー」は、2メートル近い身長と100キロ以上の体重の大男が主人公のクライム・ミステリー。2012年と2016年にトム・クルーズ主演で『アウトロー』『ジャック・リーチャー NEVER GO BACK』として実写映画化されたが、評判振るわず。怒ったファンによる「トム・クルーズの背が低すぎる」といった手紙が、原作者チャイルドのもとに山ほど届いていたという。
この反省から、リーは原作に忠実なキャスティングでTVドラマとしてのリブートを決意。今度はリーチャー役に大柄な俳優を見つけた。「Titans/タイタンズ」(2018-)などのアラン・リッチソン、身長188cmである。その映像がこちらだ。
相手を圧倒するような屈強な雰囲気はまさに原作にも忠実。手首の拘束具を腕力でブチンとちぎるといった怪力や、筋肉栓抜きも披露。今度こそ原作ファンも納得の作品に仕上げっていることに期待したい。
題材になっているのはジャック・リーチャー・シリーズのうち「キリング・フロアー」(講談社文庫)。脚本やショーランナーを務めるのは「プリズン・ブレイク」などのニック・サントラだ。全8話構成で、2022年2月4日よりAmazon Prime Videoにて世界240カ国以上で配信される。