ノーマン・リーダス、『ファスター・プッシーキャット キル!キル!』ドラマ版で製作総指揮へ

映画『処刑人』シリーズや、ドラマ「ウォーキング・デッド」(2010-)などのノーマン・リーダスが、『ファスター・プッシーキャット キル!キル!』(1965)のドラマ版にて製作総指揮を務めることがわかった。
『ファスター・プッシーキャット キル!キル!は、エロス・ムービーの伝説的巨匠、ラス・メイヤーによる代表作だ。ジョン・ウォーターズやマーティン・スコセッシが絶賛し、クエンティン・タランティーノが大いに影響を受け、オマージュを捧げてきたことでも知られる本作は、欲望のままに砂漠で暴走する3人組の悪女たちを描いた、カルト的人気を誇る作品である。
米Deadlineによると、ドラマ版はまだ企画の初期段階にあるそうだが、オリジナル版への敬意を払いつつ、高速で走り抜ける車や空手キックだけでなく、強い女性キャラクターや、映画の中心にあった文化的模範の転覆に焦点を当てるとのこと。どうやらアクションやテーマは引き継がれるようだが、エロスとバイオレンスもまたパワーアップして継承されるのか気になるところだ。なお本作は、マイヤー監督財団の全面的な支援を基に製作されるという。
このたび製作総指揮として起用されたリーダスは、「ラス・メイヤーの映画を子供の頃から見ていて、『ファスター・プッシーキャット キル!キル!』のシャツを来て学校に通っていたこともあるんです」と語っている。「これまでラスのフィルムメイキングのスタイルに影響を受けてきたと言っても過言ではありませんし、このストーリーを現代に蘇らせる機会を得られたことに大興奮していますよ」。
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Source: Deadline