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ヒュー・ジャックマンが記憶探偵に、SFスリラー『レミニセンス』映像が米公開 ─ 「ウエストワールド」脚本家の監督デビュー作

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「ウエストワールド」(2016-)脚本・製作総指揮のリサ・ジョイ&ジョナサン・ノーランが放つ、ヒュー・ジャックマン主演のSFスリラー映画『レミニセンス(原題:Reminiscence)』のティザー映像が米国で公開された。

本作は2021年4月16日に米国公開予定だったが、新型コロナウイルスの感染拡大で公開延期となっており、このたび新たな米国公開日は2021年9月3日と告知されている(同日より米HBO Maxにて配信開始)。米国に先がけ、海外各国では8月25日に公開予定だ(本記事時点で日本公開情報は未定)。

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「あなたは旅をしている。記憶を旅しているんだ。目的地は、かつて行ったことのある時間のどこか。向かうなら僕の声に従って」。ヒュー・ジャックマン演じるニック・バニスターの声とともに、カメラは海面を進み、やがて水没した街の様子をとらえる。タイトルロゴに続いて現れるのは、謎の装置を前に立つニックの姿だ。

物語の舞台は近未来、地球温暖化で街の大部分が海に沈んだフロリダ州マイアミ。主人公のニック・バニスターは、人々が失った記憶にアクセスする手助けをすることで、過去の世界を案内する私立探偵だ。街の片隅に暮らしていたニックの人生は、新たな依頼人・メイからの仕事を引き受けたことで一変する。なくしたものを探すだけの依頼が、やがて危険な執着心へと発展していくのだ。姿を消したメイの真実を追ううち、ニックは陰謀の真相に迫っていく。愛する人に、彼はどこまで執着するのか。最後には、その問いにも答えを出さねばならない。

ニック役をヒュー・ジャックマン、メイ役を『ミッション:インポッシブル』シリーズや『グレイテスト・ショーマン』(2017)のレベッカ・ファーガソンが演じるほか、出演者には「ウエストワールド」からタンディ・ニュートン、『ドクター・スリープ』(2019)のクリフ・カーティス、『ROMA/ローマ』(2018)のマリーナ・デ・タビラ、『トゥームレイダー ファースト・ミッション』(2018)のダニエル・ウー、『ジョーカー』(2019)のブレット・カレン、『エンド・オブ・ウォッチ』(2012)のナタリー・マルティネスほか。脚本・監督・製作をリサ・ジョイが務め、ジョナサン・ノーランが同じく製作を担当する。

映画『Reminiscence(原題)』は2021年9月3日に米国公開予定。本国では同日より米HBO Maxにて配信開始。

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Source: Deadline

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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