ジェレミー・レナー、事故発生直後の映像が公開

ジェレミー・レナーが除雪車に巻き込まれる事故について、事故発生直後の映像が公開された。駆けつけた救急救命士のボディカメラ映像を米ABCが放映した。

公開された映像では、事故になった除雪車の近くに救急車が停車し、救命士が応急処置にあたる様子が確認できる。瀕死の重傷で倒れたレナーの姿そのものは映像上で隠されているものの、緊迫した様子が伝わってくる。

この事故は、不備により甥の方向に向かって動き出した除雪車両を止めるため、レナーが車体に乗り込もうとした際に巻き込まれ、下敷きになったもの。映像では、レナーの甥が事故発生の様子を現場で説明している。「あそこの血溜まりがあるところで轢かれたんです」「彼は降りてきて、僕に何かを言おうとしたのですが、そこで車両がこっちに向かって全力で迫ってきたんです」。

甥は続けて、「車両に飛び乗ろうとしたところ、下敷きになってしまったんです」と説明。駆けつけた担当者は、車両の足元に何かを見つける。「見ろ、写真を撮ってくれ。帽子だ。彼の帽子がある」。

レナーは2023年正月に発生したこの事故で、全身30箇所以上を骨折。死を覚悟し遺書も書き残したほどだったが、「生きようと決めた。こんなものに殺されてたまるか」と決意し、驚異的な回復劇を見せた。現在もリハビリを続けながら、杖と共に番組やイベント出演を早くもこなしている。