バッキー役セバスチャン・スタン、スタン・リー氏訃報にコメント ― 報道直後のインタビューにて

映画『キャプテン・アメリカ』シリーズや『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(2018)でバッキー・バーンズ/ウィンター・ソルジャー役を演じているセバスチャン・スタンが、アメリカン・コミック界の重鎮であり、マーベル・メディア名誉会長のスタン・リー氏の訃報について公にコメントした。
スタン氏の訃報が伝えられた直後、セバスチャンは最新作『Destroyer(原題)』のプロモーションで米Colliderのインタビューに登場。自身の心境を述べるとともに、あらためて追悼の意を表している。
「このニュースにはショックを受けました。ここ(取材)に来る途中、最初に知ったんです。僕には、俳優や監督といった人たちの中に敬愛している人が何人かいるんです。彼らが歳を重ねていくことにいつも刺激を受け、そして恐れを抱いてきました。つまり、究極的にはこういう(訃報の)見出しへと向かっていくわけですから。
でも、彼と出会えて本当に幸運でした。マーベルの実現したことを── 特にこの10年で ──彼が見られたことをありがたく思っています。(映画に)カメオ出演したことも喜んでいたと思いますよ。」
スタン氏の訃報に接して、セバスチャンはSNSを通じて「ありがとう、偉大なる伝説よ。あなたがいないと寂しいです。あなたなしで、今の私はありません」との声明を発表。当たり役となったバッキーというキャラクター、ひいてはマーベル・コミック全体への貢献に感謝の言葉を記していた。
なおセバスチャンは、スタン氏とは数回しか会ったことがなかったとのこと。それでもインタビューの中では、スタン氏と言葉を交わした思い出についてこう振り返っていた。
「彼(スタン氏)とは数回しかお会いしたことがないんです。完全に一対一でお会いしたことはありません。ただ、彼はいつでも“忘れるな、バッキーはいいヤツなんだ、バッキーはいい男なんだよ”って言ってましたね(笑)。」
Source: Collider