「リバーデイル」シーズン5、舞台は「7年後」に ─ 「ティーンエイジャーじゃなくなる」とベティ役明かす

高校生による青春ミステリーが繰り広げられる「リバーデイル」(2017-)の最新シーズンとなるシーズン5では、シーズン4から「7年後」が舞台となることがわかった。メインキャストの1人、ベティ・クーパーを演じるリリ・ラインハートが明かしている。
「リバーデイル」は、架空の街リバーデイルを舞台として、男子高校生の死亡事件を境に続出する不可解な凶悪事件に、男女の高校生たちが挑んでいく姿を描いた作品。事件解決に軸が置かれる一方で、恋愛や学校生活、家族関係など、様々なテーマが織り交ぜられており、若者の間で世界的人気を博している。そんな本作のシーズン5では、物語が遂に高校を飛び出し、タイムラインが7年後まで進むことになるという。
米人気コメディアン、ジミー・ファロンより「シーズン5について何か教えて下さい」と訊かれたラインハートは、「シーズン4の続きを、シーズン5の最初の数エピソードで完結させる」と前置きした上で、「シーズン5では7年後の未来に突き進むことになると思います」と大きな展開を明かした。「もうティーンエイジャーじゃなくなるんですよ」。
前々より「リバーデイル」のファンであることを公言していた司会のファロンは、驚いた様子で「ワクワクしていますか?」と続けて質問。これに対してラインハートは「もちろんです。すっごくワクワクしています。大人を演じられて嬉しいです」と喜びを示した。
ラインハートはじめ、アーチー役K・J・アパやヴェロニカ役カミラ・メンデス、ジャグヘッド役コール・スプラウスら主要キャストの年齢はすでに20代。ラインハートも役柄が実年齢と近くなることに歓びを抱いているのだろう、「ショーランナーのロベルト(・アギーレ=サカサ)にはとても感謝しています。彼は“よし、物語を一新しよう。7シーズンも高校生のままじゃいられないよ”っ言ってくれたんです」と話している。
現在、シーズン4の19話までが放送されている「リバーデイル」は、新型コロナウイルスの影響を受けて2020年3月に撮影が中断。撮影は9月にもカナダ・バンクーバーにて再開予定だ。再開後は撮り残しの分を完了させてからシーズン5、つまり7年後の物語の撮影に突入する。なお、8月17日(現地時間)には、シーズン5のプリプロダクション(撮影前準備)が開始されたことが明かされており、撮影に向けた準備も着々と進行している模様。キャスト陣はカナダに入国後、2週間の隔離期間を経てから現場入りすることになるという。
ちなみに、シーズン4の物語を完結させるシーズン5序盤では、高校卒業を締めくくるにふさわしいと言える「プロム(ダンスパーティー)」が描かれることになりそうだ。ロベルトが自身のInstagramでシーズン5のファーストルックを公開、ラブロマンスを見せてきたシェリル(マドレーヌ・ペッシュ)とトニー(ヴァネッサ・モーガン)の写真と共に「全てのクイーンがシーズン5に君臨しますよ」と予告している。
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Source: The Tonight Show Starring Jimmy Fallon, Roberto Aguirre-Sacasa Twitter