「リバーデイル」時間が7年進むシーズン5、米予告 ─ 最後の高校生活、恐怖のビデオ巡るミステリーに急展開か

人気青春ミステリー「リバーデイル」(2017-)の最新シーズンとなるシーズン5の米国版予告編が公開された。舞台が7年後へと大幅に進むなど、新たな展開が期待されるシーズン5で、主人公アーチー達を待ち受けるミステリーとは…?
架空の街リバーデイルを舞台とする本シリーズは、男子高校生の死亡事件を境に続出する不可解な凶悪事件に、男女の高校生たちが挑んでいく姿を描いた作品。事件解決に軸が置かれる一方で、恋愛や学校生活、家族関係など、様々なテーマが織り交ぜられており、若者を中心に世界的な人気を博している。
これまで数々の怪奇が発生してきた「リバーデイル」。公開された予告編では、前シーズンで住民たちの家に届いた仮面姿の何者かを映した不気味なビデオが映し出される。「何かが迫ってきている。それは大型トラックのように君たちを轢くことになるだろう」。以前、ベティとジャグヘッドを危険に陥れた他校生ブレットが2人に迫りくる恐怖を警告する。シーズン5では、新たに出現したこの未解決ミステリーに焦点が当てられることになりそうだ。
一方、アーチーたちは思い出の詰まったリバーデイル高校を巣立つ時を迎える。「仲間と踊る最後のダンスだ」。高校生活を締めくくる一大イベント、プロムが盛大に行われる。この華やかなイベントの場で、「一体、何が起きたんだ?」と、怪訝そうな顔つきで何かを見つめるケヴィンたち。プロムでも一悶着ありそうな予感だ。
亡き父フレッド(ルーク・ペリー)の墓前で「ワケわかんないよ」と語りかけるアーチー、自分の頬を伝う鋭いナイフに気づかず眠るジャグヘッドの妹ジェリービーン、自宅で銃を固く握りしめるベティ。正体不明の魔の手が着実にリバーデイルの住民に忍び寄るが、いったいその正体とは…?
なお、予告編の公開に際して、ショーランナーのロベルト・アギーレ=サカサは、自身のInstagramで「これは最後の高校のエピソードを映したものにすぎません」とコメント。「これからもっとお届けする予定です」と、2021年1月の放送開始に先がけた更なる情報解禁を示唆している。
2017年の放送開始から絶大な人気を獲得してきた「リバーデイル」もいよいよシーズン5に突入。メインキャストの若手俳優たちもシーズンを重ねる一方で、話題作への出演でその知名度を着実に上げている。主演のK・J・アパの次回作は、マイケル・ベイがコロナ禍で手がけたパンデミック・スリラー映画『Songbird(原題)』(2021年公開)。ベティ役のリリ・ラインハートは『ハスラーズ』(2019)や製作デビューを飾った『ケミカル・ハーツ』(2020)で注目を浴びている。
また、ヴェロニカ役カミラ・メンデスはサンダンス映画祭史上最高の落札額を記録した『パームスプリングス』の日本公開を2021年春に控え、ジャグヘッド役コール・スプラウスは、ザッカリー・リーヴァイ共演の音楽コメディ映画『Undercover(原題)』に出演予定だ。
「リバーデイル」シーズン5は2021年1月20日より米CW局にて放送開始。
Source: Roberto Aguirre-Sacasa