ロバート・ダウニー・Jr.、Appleドラマを製作へ ─ 「ペリー・メイスン」に続くミステリー作品、出演の可能性も

『アベンジャーズ』アイアンマン役や『シャーロック・ホームズ』シリーズなどで知られるロバート・ダウニー・Jr.が、米Appleの新作ドラマ(タイトル未定)で製作を務めることがわかった。米Varietyによれば、出演の可能性もあるという。
本シリーズの原作となるのは、カナダの月刊誌Toronto Life掲載、詩人マイケル・リスタによる記事「The Sting」。実話に基づいた本記事では、挫折したカナダ人刑事が数十年前の未解決事件を解決してヒーローになることを目指す姿が描かれる。主人公の刑事は、おとり捜査官などを送り込み、普通じゃない標的の人物と思いがけない友情を結びながら手の混んだ捜査を行っていくが、状況はすぐに手に負えなくなっていき…。
製作は、ロバートの制作会社Team Downeyからスーザン・ダウニー、アマンダ・バレルも共に務める。脚本・製作総指揮には、Netflixドラマ「ビリオンズ」(2016-)のアダム・パールマンが就任した。原作者のリスタも製作総指揮に名を連ねている。上述の通り、ロバートは出演の可能性もあるが、その場合は主人公ではなく、助演という形での登場となるとのこと。
『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019)にて長年演じてきたアイアンマン/トニー・スタークに一区切りを付けたロバートは、『ドクター・ドリトル』(2020)からプロデュース業にも力を注いでいる。妻でもあるスーザンと共に率いるTeam Downeyは、2020年1月に米HBOと1年間のファーストルック契約を締結。製作を務めているミステリードラマ「ペリー・メイスン」は、現在米国にて人気を博している。ほか、DCコミックス原作の新作Netflixドラマ「Sweet Tooth(原題)」でも製作に参加するロバートのプロデューサーとしての活躍に期待したいところだ。
ちなみに、『アイアンマン』(2008)など、長年ロバートのパートナーとして共に作品を手がけてきたジョン・ファブローは、ロバートに監督業への進出を奨めていたが、こちらは果たして…?