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ロン・ハワード監督、タイ洞窟遭難事故の映画手がける ─ 『グラディエーター』脚本家とタッグ

タイ洞窟救助 映画化
Tham Luang Rescue Operation Center via Bestimage / 写真:ゼータイメージ

『アポロ13』(1995)『インフェルノ』(2016)などで知られる巨匠ロン・ハワード監督が、2018年にタイ北部で発生した洞窟遭難事故を題材にした映画『Thirteen Lives(原題)』を手がけることがわかった。米Deadlineが報じている。中規模の予算になるという。

本作の脚本を務めるのは、『グラディエーター』共同脚本のウィリアム・ニコルソン。大雨により継続的な浸水が続く洞窟に、2週間以上閉じ込められていた地元サッカーチームの少年とコーチの13人の救出劇が描かれるという。

ハワード監督が大規模事故を題材にした作品を監督するのは初めてのことではない。1995年には、1970年に発生したアポロ13号爆発事故の脱出劇を描いた『アポロ13』を手がけている。報道によると『Thirteen Lives』は、ハワード監督にとって“次なる『アポロ13』”になるとされており、観客は各国のレスキュー隊員の協力と工夫により実行された不可能な救出劇を目撃することになるという。

この事故から1ヶ月も経たない2018年7月には、映画化権を巡って早くも複数の映画製作会社が争奪戦を繰り広げていた。2019年5月、Netflixは『クレイジー・リッチ!』(2018)のジョン・M・チュウ監督とパートナーを組み、ドラマ化権を獲得。一方で米ユニバーサル・ピクチャーズは、アカデミー賞受賞作『フリーソロ』(2018)を手がけたジミー・チン&エリザベス・チャイ・ヴァサルヘリィを監督に迎えた映画化企画を発表していた

Source: Deadline

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SawadyYOSHINORI SAWADA

THE RIVER編集部。宇宙、アウトドア、ダンスと多趣味ですが、一番はやはり映画。 "Old is New"という言葉の表すような新鮮且つ謙虚な姿勢を心構えに物書きをしています。 宜しくお願い致します。ご連絡はsawada@riverch.jpまで。

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