サム・ライミ版『スパイダーマン』シリーズ執筆の脚本家アルヴィン・サージェントが逝去

サム・ライミ監督の『スパイダーマン』シリーズなどで知られる脚本家のアルヴィン・サージェントがシアトルで亡くなったことがわかった。享年92歳、死因は自然死だったということである。
1927年生まれのアルヴィン氏は、1960年代ごろよりTV番組の脚本家としてのキャリアをスタート。1966年にはじめて長編映画を手がけると、1973年の『ペーパームーン』でアカデミー脚色賞にノミネート、1977年の『ジュリア』と1980年の『普通の人々』では受賞も果たした。
近年では、『スパイダーマン2』(2004)と『スパイダーマン3』(2007)の脚本も手掛けた。シリーズのファンには『スパイダーマン2』をお気に入りに挙げる声も高く、米レビューサイトのRotten Tomatoesでは『スパイダーマン:ホームカミング』(2017)まで含む実写映画6作で最高スコアを記録している。また、アンドリュー・ガーフィールド主演のリブート版『アメイジング・スパイダーマン』(2012)も執筆しており、脚本家としてクレジットされた作品はこちらが最後となっている。
アルヴィン氏は生前、「私が死ぬときは、墓石にも文字を刻むだろう」「しまいにはプロットもな」と口にしていたという。
素晴らしい物語の数々をありがとうございました。ご冥福をお祈りいたします。
Source:THR