ポール・ラッド、若手シンガーソングライターのMVに登場 ─ フレンドリーな裏話も語られる

『アントマン』シリーズのスコット・ラング / アントマン役でお馴染みのポール・ラッドが、カメオ出演しているミュージックビデオが話題になっている。シンガーソングライター、クラウド(Claud)の「A Good Thing」のミュージックビデオにて、ラッドらしいお茶目でユーモラスな表情を覗かせている。
現在24歳のクラウドは10代から地元・シカゴにて音楽活動をスタートし、現在はニューヨークを拠点に活動中。TikTokやYouTubeなどのSNSで発信する「Bedroom Pop=ベッドルームで録音するポップ」の旗手として注目を集めている。2枚目のスタジオ・アルバム「Supermodels」がリリースされたところで、「A Good Thing」のミュージックビデオにラッドが出演した経緯を、これまた自身のTikTokアカウントにて投稿している。
「テイラー・スウィフトのThe Eras Tourのコンサートで、たまたま彼に出会ったんです。VIP席の前を通りかかったら彼がいて、おかしいかもしれないけど、自分のニュー・アルバムに『ポール・ラッド』っていうタイトルの曲があるんです、みたいに話したら、彼がそれは光栄だって言ってくれて。更にメールをくれて『君のアルバムを聴いてみたいよ』って。だから彼にアルバムを送ったんです。
信じられないことだったけど、この曲を『ポール・ラッド』ってタイトルにしたのは、あなたが演じたクールで、自信にあふれていて、カリスマ的で愛されるキャラクターに自分がなった気持ちを想像したからなんですって説明したんですよ。そうしたら『アルバムとても気に入ったよ』と返事をくれて、ミュージックビデオを一緒に撮影しました。5時間くらい滞在してくれて、私たち2人のシーン全部と外でダンスするシーンを撮影しました。人生最高の一日でしたね。」
@claudmintz supermodels is out now go check it out #indiemusic #newmusic ♬ A Good Thing – Claud
「A Good Thing」のミュージックビデオの冒頭ではラッド扮する郵便配達人が、クラウドのアパートメントをノックし、「これ、君の住所かな?」と尋ねる。「あなた、郵便配達人?」と若干戸惑うクラウドと「ああ、そうだよ」と真顔で返すラッドの絶妙な間が笑いを誘う。「何件も配達してきたし、暑いし」とぼやくラッドは、Claudのdがリボンで隠れていたため、ギフトボックスがクラウド宛ての郵便物だと気づかずにいたが、クラウドは「これだ、ガールフレンドからの贈り物だよ」とほほ笑む。ようやく郵便物を届けられたと安堵して、ラッドはアパートメントを後にする。
箱の中身は手編みと思われるカラフルなニットで、ご機嫌で身に着けたものの、糸の始末がされていないことに気づかず、クラウドは外に出てしまう。浮遊感あるメロディやサウンドに乗せて、どんどん糸がほどけていき、セーターはクロップト丈になってしまう。ビデオの終盤にはラッドが一瞬、再登場して2人で踊る姿も。クラウドがガールフレンドの元にたどり着いた時には、セーターは跡形もなく、わずかな糸だけになってしまうというオチだ。
YouTubeには「曲もビデオもいいね」「この曲大好き」とクラウド本人に対してはもちろんのこと、「ポール・ラッド最高」「ラッドは国の宝」などラッドを絶賛するコメントも多数寄せられている。
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