実写版「ONE PIECE」ナミ役、日本アニメ愛を熱く語る『ポケモン』『遊戯王』 ─ ゲームボーイカラーを手放したことを激しく後悔

Netflixの実写版「ONE PIECE」でナミ役を演じるエミリー・ラッドは、日本アニメの大ファンとして知られている。米Netflix Geekedのインタビューでは、子どものころ夢中になった作品から最近のお気に入りまで、日本アニメ愛を熱く語っている。
「私は『ドラゴンボールZ』や『ポケットモンスター』、『遊戯王』を見て育ちました。『千と千尋の神隠し』がアメリカで公開されたときは、劇場まで見に行きました」と明かしたラッド。「アニメが今の私を100%作ってくれた」と、日本のアニメから受けた影響の大きさを強調した。
そんな彼女にとって、特に大きな存在となったのが「美少女戦士セーラームーン」だ。
「いつも『セーラームーン』の映画をレンタルしてもらっていたので、両親からウンザリされていましたね。でも私は、“女性はとてもかっこよくて、すごくパワフルで、何でもできるんだ!”と感じました。それがきっかけで、アニメは私の人生における確固たる存在になったのです。」
また最近は『ONE PIECE』の漫画を読み返し、「鬼滅の刃」のアニメを見ているとのこと。「もちろん素晴らしいです」と感想を述べた上で、「まだ見たことのないアニメを常に探し求めています」と熱意たっぷりに語った。
最後には、オタク人生における後悔を明かしたラッド。「ポケモンカード、ゲームボーイカラー、初代ポケモンゲームを手放さなければよかった。なぜあんなことをしたんだ?と自分を責めたこともあります。あれは素晴らしかった。今あのゲームをプレイしたいし、今あのカードを持っていたい。でもまぁ、“何事も経験”ってことですね」と語っている。
『ONE PIECE』は、ゴール・D・ロジャーという伝説の海賊王が残した“ひとつなぎの大秘宝”を巡り、モンキー・D・ルフィ率いる麦わらの一味が冒険へと繰り出す壮大な物語。
実写版のキャストはラッドのほか、ルフィ役のイニャキ・ゴドイ、ロロノア・ゾロ役の新田真剣佑、サンジ役のタズ・スカイラー、ウソップ役のジェイコブ・ロメロ・ギブソンらが名を連ねる。クリエイターは、「HELIX -黒い遺伝子-」(2014‐2015)のスティーヴン・マエダ、「ルーク・ケイジ」(2016)のマット・オーウェンズ。
Netflixシリーズ「ONE PIECE」 は2023年8月31日(木)世界独占配信。