『アベンジャーズ/エンドゲーム』ルッソ兄弟、次なるスーパーヒーロー企画が存在か「そう遠くない未来で」

『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(2018)『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019)を手がけたアンソニー&ジョー・ルッソ兄弟の次なるスーパーヒーロー企画が存在している可能性が浮上だ。兄アンソニー・ルッソ自らが今後の展望について言及している。
ルッソ兄弟といえば、『キャプテン・アメリカ ウィンター・ソルジャー』(2014)から集大成2部作『インフィニティ・ウォー』『エンドゲーム』まで、マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)を成功に導いた功労者として知られる。『エンドゲーム』後も、クリス・ヘムズワース主演『タイラー・レイク -命の奪還-』(2020)やチャドウィック・ボーズマン主演の『21ブリッジ』に製作として参加、直近ではトム・ホランド主演の最新作『Cherry(原題)』で監督を務めるなど、精力的な活動を見せている。
MCU俳優たちとの連続タッグを見せるルッソ兄弟だが、再び“スーパーヒーロー”ジャンルのメガホンを取る日は訪れるのだろうか。このたび米Fandangoのインタビューで、DC映画進出の可能性を訊かれたアンソニーが、以下のように答えている。
「ジョーと私は、どんな規模での映画作りも大好きです。出来るだけ予算をかけずに映画を作ってきたこともありますし、最大限の費用をかけて作ったこともあります。その中間(の規模も)も全て大好きです。間違いなくいつか、そのジャンルで撮ることになるでしょうね。おそらくそう遠くない未来で。」
アンソニーの口ぶりからは、水面下で何らかの企画が動き始めているか、あるいは現時点でアイデアが浮かんでいるような印象を受ける。質問の主旨であるDC映画への進出については明言を避けたアンソニーは「いまの段階では誰と組むのかは言えない」としながらも、「自分自身に挑戦すること、未開拓の分野を切り拓くことが好きです」と意気込みを示している。「自分たちが向かう先に自分もびっくりするでしょうし、観客の皆さんにもそうあってほしいです」。
ルッソ兄弟の次回作は、MCUのキャプテンアメリカ役で知られるクリス・エヴァンスとの再タッグとなるアクション大作『The Grey Man(原題)』。立て続けのアクション作品ということで、1つのジャンルを極めている感も伺えるルッソ兄弟の直近のキャリアだが、ひょっとして次なるスーパーヒーロー映画への布石だったりして…。
Source: Fandango