『アベンジャーズ/エンドゲーム』監督、全米映画館協会「ディレクターズ・オブ・ザ・イヤー」に選出される

幸先良いぞ…!
映画『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(2018)を手がけ、次回作『アベンジャーズ/エンドゲーム』の公開を控えるアンソニー&ジョー・ルッソ監督が、全米映画館所有者協会(National Association of Theater Owners)主催の巨大コンベンション・イベント「CinemaCon」にて「ディレクターズ・オブ・ザ・イヤー」に選出されたことがわかった。話題作が立ち並んだ2018年度において、多くの人気監督を押しのけての受賞だ。

「CinemaCon」は2019年4月1~4日(米国時間)、ラスベガスのシーザーズ・パレスにて開催される。ルッソ監督は4日間を締めくくる“BIG SCREEN ACHIEVEMENT AWARDS”にて表彰を受けるということだ。CinemaConのマネージング・ディレクターであるミッチ・ノイハウザー氏は、発表にあたって以下の声明を公開している。
「『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』を生み出した当初から、アンソニー&ジョー・ルッソは自分たちが語るべき物語を持っていることを証明し、マーベル・シネマティック・ユニバースを、誰もが夢見ることしかできなかったレベルへと導いてきました。来たる『アベンジャーズ/エンドゲーム』の公開によって、二人は世界中の観客を興奮させ、驚かせ、楽しませるとともに、批評的・興行的成功を継続することになるでしょう。」

ルッソ監督が「ディレクターズ・オブ・ザ・イヤー」に選出された背景には、『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』が米国興収6億7,881万ドル、全世界興収20億4,836万ドルという大ヒットを記録したことがあるとみられる。同じく米国で社会現象的ヒットとなった『ブラックパンサー』(2018)のライアン・クーグラー監督は、2018年のCinemaConにて同じく「ディレクターズ・オブ・ザ・イヤー」を受賞しているのだ。全米映画館所有者協会の主催とあって、映画館に大きな活気をもたらした作品や作り手が高い評価が集まるのは必然といえるだろう。
ちなみに2019年3月現在、『エンドゲーム』は米国オープニング興収(公開後3日間)で『インフィニティ・ウォー』の記録を抜き、国内の歴代新記録を樹立すると推測されている。もし本当に『インフィニティ・ウォー』超えが実現するとなれば、2年連続の選出も考えられる。その場合、ライバルは『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』のJ・J・エイブラムス監督だろうか…?
映画『アベンジャーズ/エンドゲーム』は2019年4月26日(金)全国ロードショー。
『アベンジャーズ/エンドゲーム』公式サイト:https://marvel.disney.co.jp/movie/avengers-endgame.html
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