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真田広之、ハリウッド発時代劇「将軍」に主要キャストで出演決定 ─ 三船敏郎が演じた吉井虎長役

アベンジャーズ/エンドゲーム 真田広之
FayesVision/WENN.com 写真:ゼータ イメージ

江戸時代の日本を描くハリウッドの新作ドラマ「将軍(原題:Shōgun)」に、主要キャストの一人として真田広之が出演することがわかった。米Deadlineが報じている。

「将軍」は1975年に発表されたジェームズ・クラベルの同名小説に基づくもので、この原作は1980年に米NBCによって「将軍 SHOGUN」としてドラマ化された。実在の英国人航海士であるウィリアム・アダムス/三浦按針をモデルとした主人公ジョン・ブラックソーンが、江戸時代の日本に漂着したことから異文化に触れ、自分自身を発見していく物語で、主な登場人物はすべて史実の人物が基となっている。

再映像化となる今回、真田が演じるのは、徳川家康にあたる吉井虎長役。主人公のジョン・ブラックソーン役は『レディ・マクベス』(2016)のコスモ・ジャーヴィスが演じ、もうひとりの主要人物である“まり子”役のキャスティングも現在進行中だという。ちなみに1980年版では、それぞれ三船敏郎、リチャード・チェンバレン、島田陽子が演じた。

アベンジャーズ/エンドゲーム 真田広之
FayesVision/WENN.com 写真:ゼータ イメージ

脚本・製作総指揮は『ジャングル・ブック』(2016)『トップガン マーヴェリック』(2021)のジャスティン・マークスと、妻のレイチェル・コンドウ。原作者であるクラベルの実娘、ミカエラ・クラベルも同じく製作総指揮として名を連ねている。製作は米FX局が担当し、1シーズンかぎりのリミテッド・シリーズとなる。

FXは「将軍」の企画を2018年に始動させていたが、一時は企画凍結となっていた。その後、マークス&コンドウの参加によって企画が再活性化し、このたびついに本格始動となる。撮影は2021年夏に開始予定。当初は本編の大部分を日本で撮影する計画だったが、新型コロナウイルスの感染拡大、および東京オリンピックの影響によって実現は難しいとみられている。

ハリウッドにて多くの映画・ドラマに出演を続けている真田は、2021年5月に『アーミー・オブ・ザ・デッド』の配信が開始されたほか、今後は『モータルコンバット』『MINAMATA(原題)』の公開を控えている。2022年には、伊坂幸太郎原作のブラッド・ピット主演映画『バレット・トレイン(原題:Bullet Train)』も公開予定だ。

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Source: Deadline

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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