リブート版「セックス・アンド・ザ・シティ」は新型コロナが物語の一部に

1990〜2000年代に一斉を風靡した海外ドラマ「セックス・アンド・ザ・シティ」が、同時代性と共に復活する。
「セックス・アンド・ザ・シティ」は、30代の独身女性4人の山あり谷ありなニューヨーク・ライフを描いたロマンスコメディ。現在、米HBO Maxのもとでミニシリーズとしてリブート企画が進行中だ。オリジナルキャストからキャリー役サラ・ジェシカ・パーカー、シャーロット役クリスティン・デイヴィス、ミランダ役シンシア・ニクソン3人も再集結する。サマンサ役のキム・キャトラルのみ復帰しないが、代役は立てず、「4人目のキャラクターはニューヨーク・シティ」という意向とのことだ。
この度サラ・ジェシカ・パーカーが米Vanity Fairに語ったところによると、リブート版「セックス・アンド・ザ・シティ」では新型コロナウイルスが「ストーリーラインの一部になる」という。「だって、(キャラクターが)暮らしている街はそういう状況ですからね。一度途絶えた交友関係に、どのような変化を及ぼすのか?脚本家があらゆる考察をすることになるでしょう」。
憧れのニューヨーク・ライフを描いた「セックス・アンド・ザ・シティ」。新型コロナウイルスでは特に大きな影響を受けた、2020年代のリアルなニューヨークが描かれることに期待したい。新たな「政治観、ソーシャル・メディア観」も取り入れられるという。全10話構成で、2021年春の後半にもニューヨークで撮影開始予定ということだ。
Source:Vanity Fair,Deadline