「デアデビル」主演チャーリー・コックス、継続求める署名活動への参加を呼びかけ ─ イベントで複雑な胸中を吐露

Netflixドラマ「Marvel デアデビル」(2015-2018)で主人公マット・マードック/デアデビルを演じたチャーリー・コックスが、シリーズの製作終了を受けて、継続を求める署名活動への参加を呼びかけた。
2019年1月13日(米国時間)、チャーリーは米国のコンベンション・イベント「Ace Comic Con Arizona」に登場。大勢のファンに対して「デアデビル」への思いを語っている。
イベントにて、チャーリーはファンからの「デアデビル以外のヒーローを演じることを考えたりしますか?」との質問に回答。2018年11月末に「デアデビル」の製作終了が報じられたばかりの現在、チャーリーは「今は考えられません、数年間は無理ですね」と話している。そしてドラマの再開を求める本心を、コメントの最後に付け加えたのだった。
「僕はなんとなく、いつかデアデビルが生まれ変わったらいいなと思ってるんです。この間、“#SaveDaredevil”って署名活動を見つけました。みなさんが署名できるんですよ。署名してください!」
「デアデビル」のシリーズ継続を求めるファンの署名活動は、Change.orgでの活動のみならず、充実したウェブサイトの設立などが大きな話題を呼んでいる。この活動はキングピン役のヴィンセント・ドノフリオがSNSで取り上げ、世界中のメディアが注目を寄せたことから、2019年1月14日時点で17万6,000人以上が署名する一大ムーブメントとなっているのだ。

最終シーズンとなったシーズン3は、ファンや批評家から絶賛の声が数多く寄せられた。しかしそれゆえに、チャーリーは「今では非常に複雑な思いです」と述べて、その胸中を吐露している。
「僕は最後のシーズン(シーズン3)にすごく満足していましたし、(視聴者からの)反応にすごく興奮したんです。そういう反応があってもなお、シリーズが続かないことは少し奇妙に思います。いろんな意味で、すごく盛り上がった結末を迎えたことはとても嬉しいですよ。今後、デアデビルが登場するかどうかは誰にもわかりません。ある程度の余地はあると思っています。でも今では嬉しくもあり、悲しくもありますね。」
ちなみにチャーリーにとって一番の心残りは、デアデビルとブルズアイの関係を掘り下げられることができないことだという。
「ベンジャミン・ポインデクスターが本領を発揮して、ブルズアイになっていくところをすごく見てみたかった。それからデアデビルと対面するところも。本当に楽しみにしていたんですよ。」
同じ思いのファンは世界中に数えきれないほどいるに違いない。ファンや出演者たちの熱い思いは、果たしてNetflixやマーベルの元に届いてくれるだろうか……。
Netflixオリジナルシリーズ「Marvel デアデビル」シーズン1~3は独占配信中。
配信ページ:https://www.netflix.com/title/80018294
Sources: Ace Comic Con, ComicBook.com(1, 2, 3)