『ソウ』最新作にジグソウ役トビン・ベルが復帰 ─ 「映画の大きな側面を担う」役割で

人気ソリッド・シチュエーション・スリラー『SAW(ソウ)』シリーズの最新作(タイトル未定)に、ジグソウ/ジョン・クレイマー役のトビン・ベルが復帰することがわかった。米Varietyなどが報じている。
緻密に計算された驚愕の展開で常に観客を恐怖と興奮の境地へと誘う『ソウ』シリーズは、シリアルキラーであるジグソウの企みにより、戦慄のゲームにチャレンジするプレイヤーが極限状況下で究極の選択を迫られる物語。2004年に公開された第1作『ソウ』は120万ドルという低予算にかかわらず、全世界で1億ドル以上の興行収入を記録。計9作品の一大フランチャイズとなった。
第9作『スパイラル:ソウ オールリセット』(2021)を除く8作に出演していたベルは、記念すべき第10作となる最新作でジグソウ役として復帰する。『ソウ』シリーズのプロデューサーのマーク・バーグ&オーレン・クールズは、「トビンとの再会にとても興奮しています。ジョン・クレイマーを演じる彼の演技はこのフランチャイズを社会現象にした魔法のひとつであり、彼の役柄は本作の大きな側面を担っています」とカムバックを歓待した。
また、配給会社のライオンズゲートと製作会社のツイステッド・ピクチャーズは、「ベルの復帰は、『ソウ』ファンが大好きなシリーズの要素をすべて捉えつつ、新たな罠と謎を推理してもらうという本作の目標に近づくものです」とコメント。作品の詳細は未だベールに包まれたままだが、最新作でもジグソウが重要な役割を果たすことをほのめかしている。
監督を務めるのは、『ソウ』シリーズの編集者として1作目から参加し、『ソウ6』(2009)『ソウ ザ・ファイナル 3D』(2010)でメガホンをとったケヴィン・グルタート。2023年10月27日に米国公開予定だ。
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Source: Variety